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管理者のこと

現在、国立大学薬学部で研究室を運営中。精神・神経薬理を専門としています。薬学部が6年制となり、新たなカリキュラムの実施を担当しています。薬学部で、教育と研究の両立は可能と信じて毎日を過ごしています。大学で繰り広げられていることを一般の方にお知らせしたり、神経・精神の研究や薬剤師に興味のある方に情報提供したいです。

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2010.12.26 Sunday

研究室での生きるすべ

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    研究室というところに初めて足を踏み入れる学部生、さらに、トラブルが多いのは、大学院の修士や博士でラボを変えた人、もっとトラブルになるのは、1つの研究室で学部から大学院の6年を終えてから日本の他研究室でポスドクや助教を開始する人・・・・自分も含めていろいろトラブルがありました。今までのラボで許されていたことが禁忌事項であることもあります。トラブル回避法です。

    何をしてでも研究で良い成果がでる、突き抜ければ、こんなことは何も気にしなくていいのですが、私のようなそこそこの人は、自分が快適に過ごすために、心がけていたほうがよいと思います。また突き抜けた成果を出す前に研究室にいずらくならないように、と、思ってです。


    1.朝早く来る。
    昼過ぎにラボに来て夜中3時に帰宅、夕刊とともにラボに来て朝刊とともに帰宅・・・・それが許されているラボやそうやって一流の研究をしている人も知っています。しかし、その研究室で教員職についている人は朝はゆっくりでも、明るい間をコアタイムにしていると思います。その同じ時間はラボにいたほうが良いと思います。トラブルが起こったときにヘルプも求められるし、成果は出なくともがんばっている、と、とりあえずは感じてもらえるでしょう。極めつけは、何かよい話があっても、その時に在室している人に伝えることになります。おすすめは、少なくとも教員よりは、朝、早くくるようすることです。多少、夜型になる場合でも、規則正しく生活するべきです。昼12時なら12時に絶対来る。そうしないと、ただのいい加減な生活をしているだけに見えます。共通で使用する機器がこみあっていて、混雑を避けるために夜型ならその事情をきちんと指導者に話しておくことです。夜型になっていても、ゼミ等にはきちんで出ることは、当然です。


    2.挨拶をする。
    幼稚園じゃない、と、いわれそうですが、これは、けっこうよく話題になります。廊下ですれちがう近所の研究室の方にも、”おはようございます” ”お疲れ様です”と、声に出していうことは重要です。よい成果をだしている研究室の人は必ずできているように思います。
    研究室内でも、朝きたとき、帰るときに”おはようございます””お先に失礼します”と、いうことは重要です。

    3.自慢話しをしない。
    研究室は研究成果のみで勝負します。出身ラボ、以前所属したラボ、卒業した大学や高校の偏差値、そんなことを大きな声で語られるとげっそりします。戻れば?と、思ってしまいます。

    4.時間を守る。
    ゼミのとき、学会で待ち合わせをするとき、飲み会のときに、集合の15分前には到着するようにします。ボスは、気をつかって、5分前に到着するようにしていますから、それより遅れることは、厳禁です。何かの事情で遅刻するときは、約束の時間の前に電話連絡が必須です。就職試験のことを思えば理解できると思います。どんな約束でも就職試験と同じです。

    5.他人と比較しない。他人を非難しない。
    実験データがでている同期に対して、運がいいだけ、などという発言はしないことです。あの人は早く帰っている。遅くきている。学会中に遊びに行っている。などということを上申するのは、その人の値打ちを下げるだけと思います。

    6.泣かない。
    研究はおもしろいし、楽しいものです。おもしろさを感じるためには、自分を追い詰めるほどの集中力が必要です。それが、つらく感じることも瞬間的にはあると思います。その時に泣いてはいけません。泣かれると、周囲は何もいってあげれなくなるし、その時は、気をつかってもらって勝ったような錯覚をしますが、2度目からは、負けてしまいます。

    7.体調管理をする。
    病気は仕方ないです。きちんと治療すべきです。病気になったら先生たちにきちんと説明しましょう。風邪や頭痛や腹痛のような自分しか分からない症状を理由とする休みが1カ月に2,3回あると、数えられる戦力にはなれないと思います。もちろん、頭痛や腹痛の中に深刻な病気がひそんでいる可能性もあります。きちんと診察を受けて、診断を受けるべきです。


    8.研究室のものを私用使用しない。
    電話、コピー、ネットを私用使用してはいけません。ミリQという超純水をコンタクトレンズの保存用にびんにつめて持ち帰り、マニュキュア落としにアセトンを持ち帰る。エレガントでないし、こんな人を会社に推薦する気にはなれないと思いませんか。私が見た中ですごいなあ・・と、思ったのは、サランラップ、アルミホイル、トイレットペーパー、ティッシュペーパーをすべて研究室からの持ち帰りで修士の2年間まかなった女子学生です。研究室側にとっては、それほど大きな損失でないけど、だからこそ、これくらいのことは自分でまかないましょう。つきつめると窃盗です。加えて、最近問題になっているのは、ネットとメールです。すべての送受信メールやネットへの接続ログは、誰かに見られていると思って、研究室は自分の自宅ではないことを常に肝に銘じるべきです。ネットのトップ画面は大学のHPトップにセットすることをお勧めします。立ち上がり画面をyahooにしておくと、それだけで朝からネットサーフィンしているといわれてしまいます。


    9.教えてもらったことはメモをする。
    実験手技を教えてもらったらメモをとるのは当たり前のことです。それ以外のこと、たとえば、宅急便の送り方、出張手続きの仕方、試薬の注文の仕方、事務の担当の方の名前、2度尋ねることは厳禁です。2度尋ねられると、自分のいったことを真剣に聞いていないと思ってしまいます。

    10.研究室の内情を、外部の人や下級生に暴露しない。
    研究費のこと、特許のこと、さらには研究室の人間関係、そんなことを外部の人に色々話しても、飲み会の肴にはおもしろいですが、研究室でのその人の信用はがた落ちでしょう。そんなことをしても自分自身が損をします。


    この1から10をやっていれば研究室生活は安泰というわけでなく、これくらいも出来ない人は実験すらさせてもらえないかもしれません。
    こんなことをあえてここに書きたくないのですが、私の世代の人たちの中で、最近、こんなことがよく話題になっていますので。
    気をつけてもらって、よい研究室生活をお互い過ごしたいですね。

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    • 2016/11/16 8:44 PM
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