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論文が受理されました・・・めでたい

教授になって、最初の学生を受け入れ、研究室を立ち上げてから、6年目に入っています。
着任以降、論文もでているし、富山で学生がやった実験データでの論文もでていますが、最近、受理された論文は、大学院生の1人が、自分の手で書き、コメントへの対応も原案をつくり・・の結果の論文です。


研究室を持った研究者は皆、同じ思いだろうけど「自分が、学生や若いスタッフだったときに、上からしてもらったこと以上のことを、してあげたい」と、私も思っていましたし、今も思っています。その1つが、自分で考えて研究をすすめ、でてきた結果から結論を得て、論文作成をするという経験をつむということです。それに加えて、自分で考えた実験をするために、必要なものを購入できるよう先生との交渉力もつける、研究費申請書類も少しは書く、研究室の備品や消耗品などにも気を配る・・全てのことをひっくるめて、博士課程修了後に、助教に採用されても大丈夫な状況にして卒業してほしいと思っています。助教やポスドクは、研究テーマそのものは、上司の考えに依存するけれど、それを上手に料理できるようにしないといけないし、昨今、大講座制という名のもとに、20歳代から30歳前半で独立させられる場合もあります。そんな時に、前をむけるだけの経験をもって、また、前を向ける体力をもって、巣立って欲しいと思っています。前をむくことができれば、足らないところは、助けてくれる人が出現すると思っています。

学生に論文を書かせていたらいつになるか分からないから、教員が書いたほうがいいとの意見をお持ちの方もいるし、実際に私もそう思うこともあります。実験も、あれやれ、これやれ、と、学生へ指示したほうが、データは効率よくでるし、お金もかからないし、と、思いますが、それでは、テクニシャンの養成になってしまうし、自分の足で歩くどころか、立つことができなくなる・・と、我慢していると、学生自身は、あれやれ、これやれと、いって欲しそうだし・・。と、心が揺らぐ時も今もあります。

今回受理された論文は、IFも低いし、内容もさほどでないし、速報だし・・・と、いう部分もあります。でも、今の大学に赴任して、学生が書いたはじめての論文が、受理されて、めちゃめちゃ嬉しいです。本当にめでたい・・めでたいです。

内容説明は、公表されてから、もう1つのブログでしますね。



下の写真のようにA4の紙1枚に、2ページ分を印刷するのを2Up印刷と私のプリンタードライブでは表示されます。たいていのものを2Upで印刷していたけれど、老眼っぽくなったのか、少なくとも論文は、2Upでは読めなくなってきました。数年前に、自分より20歳弱年上の方からは、「それが見えなくなる時が、君にも来るよ」といわれたことがあり、その翌日に自分より10歳くらい年下の人が、4upでプリントされたものを持ってこられて、妙に納得したことがあります。今まで、ずっと裸眼で過ごしていたので、はじめてのメガネ購入ももうすぐです。


 
2015.06.18 Thursday 19:38 | comments(2) | trackbacks(0) | 
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ジロウ (2015/06/27 8:42 AM)
おめでとうございます!
「今の大学に赴任して、学生が書いたはじめての論文が、受理されて、めちゃめちゃ嬉しいです。本当にめでたい・・めでたいです。

そのお気持ち、本当によくわかります!
管理人 (2015/06/28 10:34 AM)
ジロウ先生
コメントありがとうございます。
ジロウ先生のブログをいつも拝見しています。
先生のパワーに脱帽しています。
今後とも、よろしくお願いします