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大学の先生になって、良かったと思うこのごろ

私たちは、大学の教員であり、職名としては教育職員です。でも、研究者でもあり、研究者番号があります。私のように、ずっと、大学で勤務してきた者としては、研究所勤務の方々の毎日のライフスタイルが分からないです。

 

 

研究を優先するなら、研究所に勤務したほうがいいでしょう。私も、そのように感じることが今までに何度かありました。

今、大学薬学部の教授としてやっていて、研究室をマネジメントすることの大切さ、その結果、研究が進んでいくこと・・に楽しさを感じているので、私には、大学での研究者のほうがむいていたのだと感じています。

 

教授になって次の秋で8年になり、卒業生も4回出ています。博士取得者も3名、今年度中に2名が学位取得予定です。博士をとられた方のうち2名は他大学薬学部で教員をし、そのうち1名は、今年、2人目の子供さんを出産し、それぞれ研究を続けてら、今では日本全国からシンポジウムの依頼などをいただいて、嬉しい悲鳴をあげてられるようです。

既に卒業した方で、在学中に色々な理由で、研究室にこれない日があった学生が複数いました。そのうち1人は、今では、薬剤師として働いていて、その地域の他の病院で薬剤師をしている私の友人から、しなやかで、良い薬剤師として成長しているとお聞きしました。他の1名は、製薬企業でがんばっているようです。そのことも、その会社の役員の方から、『その人を採用してよかった』と、お聞きして、本当にうれしかったです。

 

 

そんな方々が、元気に、輝いた目で、卒後に大学にきてくださるのは大学人として働いていてよかったな・・と、思う次第です。みんな気を使って、手土産を持ってきてくださるけど、姿を拝見するだけでうれしいです。富山に来られる折には、ぜひ、お立ち寄りください。そんなこんなも含めて、今年のいただきものの一部を掲載しておきます。皆で美味しくいただきました。

くれぐれも誤解のないようにですが、ご活躍をしてられること、元気にやってられることが、一番、うれしいので、お気遣いいただく必要はまったくないですからね。

 

 

 

 

 

 

 

最近は、博士後期や博士課程の学生に大学の助教の話しを持っていっても、『先生方みたいに朝から夜まで仕事をして大変そうな生活は嫌です。自分の時間や家族を大事にして、給料をもらえたほうがいいです。』と、本当に直球で断ってくる学生のことが話題になることは、私の知人関係でも何度もあります。学部や修士の学生も入れると私自身も複数回経験しています。学部や修士の学生の場合は、助教として研究して、サラリーをもらいながら、学位も取らしてもらえるので、27歳まで大学院生として親のスネをかじった私としては、なんて、いい話なんだろう・・と、思うのですがね・・・。私ごときの能力では、博士課程で、がっつり実験をでき、研究に没頭できたことは、今につながっていると思っています。研究費申請、動物実験や遺伝子組換えなどの、各種研究の承認とかは、雑用と思っている方もいるみたいですが、本来であれば、大学院生の間に身につけておかないといけない必須アイテムであり、指導教員にみてもらえる間に手がけることができてよかったです。

 

今の職業は自分にむいていると思いながら、働けているって、私は幸せ者だと思います。

 

 

 

2017.08.11 Friday 11:32 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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