こんな、ただの研究好きなだけの私なのに、驚くことに、学会を主催することになりました。
2024年5月24−26日に 東京国際フォーラムでやります。
上記の2つの国内学会のうち、第54回日本神経精神薬理学会を担当します。
スローガンは、ウエルビーイングを目指した神経精神薬理学ー関わる全ての人々がこころをを合わせる時ー です
医師が患者さんへ一方的に治療をするのでなく、患者さん本人も含めて、家族や行政、周囲の方々で患者さんが社会で生活できるようにしていくというのが今の考え方のようです。この学会は、私のようなマウスや細胞を使用したウエットの研究をしている研究者と、精神科や神経内科の医師、心理士、公認心理師の方々とも意見交換ができ、とても、有意義な学会です。楽しみです。
同時・同じ場所で国際神経精神薬理学会も開催されます。世界中から、神経精神薬理学会の基礎・臨床の研究者が集います。日本での開催は35年ぶりです。
この稀な機会を一緒に共有してくれるとうれしいです。
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ことしもとうとう大晦日です。
来年の干支マグカップです。
内側も赤色です。
内側に龍の字が入っています。
これで富山に着任してから、集め始めたので、やっと12干支がそろったところです。オークションでかなり高額で売買されていることもあると聞きますが、今は、教授室の棚に順番にならべてあります。結構、壮観です。
2023年も終わりを迎えますが、今年の私は、春先の帯状疱疹にはじまり、おおきな眩暈におそわれ、体調が整わない感の日がいくつかありました。2024年に日本神経精神薬理学会を5月24−26日に担当します。良い会となり、みんなの共同研究が始まるような・・・そんな素敵な会になるといいなあ・・と、感じています。
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年齢を重ねるにつれて、時が過ぎるのが、早く感じるのは、私だけではないでしょう。
その中でも、コンピューターにむかっている時間は、とても、長いだろう。メールも、瞬時で返信が来る方も多いしなあ。
特に、コロナ禍で、オンラインが多くなり、PCを使用することも多くなったし。
年末に、ロジクールのキーボードとマウスを入手しました。 3年くらい使用していた有線のメカニカルのキーボードのキーがとれてしまったりしていて、楽天マラソンで、衝動買いしました。
私にとっては、両方とも、はじめての無線です。さらに、キーボードのほうは、単4電池が必要です。無線は有線と比べて、反応が遅かったり、電池が必要なのも、切れる心配をするのが、少し、面倒かなあ・・と今まで躊躇していたろころ、気分一新です。本当に衝動買いで、両方で4万円くらいしました。
マウスは、とても、使いやすく、すぐに慣れました。ただ、いくつかのボタンがついているのを全ては使いこなせてないところです。キーボードは、最初は慣れていないからか、肩と腕に力がはいって、ぱんぱんになってしまい『失敗したなあ・・』と2週間くらい思っていました。2万円近くしたこともあって、後悔していました。使用を始めてから1カ月くらいのところくらいから、肩や腕に力が入らなくなり、楽に入力できるようになりました。
今でもですが、Back キーを使おう思うと、Ins を押してしまう、ひらがな入力したものをカタカナに変換するのに、今まではF7を押していたのですが、このキーボードではできず、Ctrl+I です。こちらも、私がキーボードを使いこなせていないだけかも、です。
2カ月使って、いいもの買ったなあ・・と、実感しています。
書き物は、すべてPCのこのごろ、有力な道具を手に入れたお話しでした。
春一番が吹き、雪の富山も確実に春にむかっています。
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コロナ禍で、学会もオンラインが主流だったところ、今年は、対面の学会に参加することができました。
3月の福岡の薬理学会、9月の日本アルコール・アディィション医学会(仙台)、日本薬理学会北部会(札幌)、日本医療薬学会(高崎)、11月の日本神経精神薬理学会(東京)、12月の薬理学会・臨床薬理学会(横浜)と、こうやって書くと、それなりに行けた感です。対面だと、いろいろなお話ができて、良いものだなあ・・と感じました。一方で、出張も少なくなっていて、外泊がそれなりに疲れ感がありましたし、私が留守に間に、実務実習先や実習生から連絡があった時のルーティンが確立できてなくて、わたわたがあったりです。
今年は、プライベートでは、母と旅行に行けたり、長年の念願がかないました。私は、自由に生きていますが、母の時代は、普通に就職することにも何かと制約があり、妻として、母としてやってきて、父が5年前に亡くなってから、やっと自分が人生の主役になったといっています。1年に何回も海外に行ったり、忙しいといいながら、自分の思うようにやっている私と比べると、母がどのように思っているのかなあ・・と、考えるところです。
一方で、私の研究者人生で、論文のでない一年でもありました。数としては、5報でているのですが、あちこちでリジェクトされた末で、いまいち、感動なくです。来年こそは・・です。
スタバの干支マグです。兎です。富山にきてから、毎年、購入しているので、もうすぐ1周りします。
コップの内側が、今年は赤です。兎と書かれているのが、私好みです。
スタバカップとしては、彩が豊です。
おまけですが、昨日の大掃除の時のお昼ご飯です。
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明日が入社式と胸がふくらむ方もいるでしょう。
たった1週間前まで、私の研究室に所属していて、卒業した薬学科(6年制)の3名、修士3名も、次のステージで活躍してくれると思います。
今までのように、4年とか、2年とか、6年とかで、区切りがあるわけでないので、入社や入局直後のちょっとしたことで一喜一憂しないで、長い目で、ゆったりと受け止めていって欲しいな、と、思います。とにかく、元気でいてほしいと思います。もちろん、職業人としても、活躍して欲しいとは思っていますが、それよりも、小さな幸せを感じている毎日を過ごしてくれれば、いいなあ、と思っています。小さな幸せって、簡単そうで、具体的には、難しいので、それぞれが、まあ、これで、いいな、と思えたらいいかな、と、思っているところです。
所属大学では、大学院の改組があり、修士の4月入学生から、講義等の内容が変更されます。
そのために、新しい講義コマがあり、それの準備に、あれこれしているところです。
太平洋側では、桜も満開のようですが、富山は、もう少しのところです。
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2021年の総括をしてみます。
年が明け、
富山は災害級の大雪となり、研究室から自宅まで7Kmの距離(通常だと15分程度)の帰宅に4時間かかるような日々がありました。それが、やや、落ち着いたら、コロナ禍がの波が高まり、また、リモート講義となり、研究室活動も制限されるようになりました。
1月と2月と修士の方々の修論や発表で、研究室中に緊張が走っていました。
2月のオンラインの国際学会では、7名が発表しました。国際学会の舞台にデビューです。
3月には、6年生2名、修士2名が社会に巣立っていきました。いずれの方も、今でも、時々、連絡をくれたりして、大学教員冥利につきます。今も、それぞれの場所でがんばっているようです。
今年も、昨年と同様に桜の木の前での研究室集合写真がとれないかな・・と、やきもきしていましたが、桜がきりぎり間に合うころ、コロナ禍での、登校禁止が解けて、桜の木の下での、研究室集合写真がとれました。
同じころ、博士後期課程の学生の論文が採択されました。Neuropsychopharmacology に、富山での仕事で初めて掲載されました。私や研究室スタッフの科研費も採択されて、このころは良いことが続いていた時期です。
7月ごろ、Neuropsychopharmacology に掲載をされた内容をもとに、Pharmaceuticals というジャーナルに総説を載せることができました。また、栄転された前准教授が10年近くしていた統合失調症モデルマウスの論文も採択されました。
7月にあった学会では、博士後期課程の学生がシンポジストを担当するという快挙がありました!とても、堂々とした良い発表でした。
来年から大学院前期課程(修士)の組織変更があり、例年なら8月にある大学院の試験が、結局11月になりました。8月末に研究室全員が中間発表の形にて、現状のデータの紹介をしました。皆、よくやってくれていて、感謝です。
9月には、日本神経化学会でシンポジストをさせていただき、この10年の私の依存研究の総括をさせていただきました。生理研の研究会でも、発表させていただきました。自分の研究を発表させていただく機会を得るのは、とても、うれしいことです。
10月にあった国際学会でも6名が発表して、オンラインだからこそもあり、国際学会の経験が蓄積できました。
10、11月と事前学習・OSCEと怒涛の日々でした(例年どおりです)。研究室のスタッフが尽力してくれて、何とか、終われたところです。このころ、学振特別研究員に大学院生が採択内定されたとの吉報がありました。本当にめでたい。
アメリカ神経精神薬理学会の会員にもなれました。12月には、日本アルコール・アディクション医学会の柳田賞をいただきました。12月には、例年通り、フレッシュな学部生4名が配属されてきました。
色々なことがあって、今は、気持ちが下がっている感がありましたが、このように、振り返ってみると、研究室の活動としては、良いことがいっぱいありました。
何よりも、皆が、楽しそうに、実験してくれているのが、教授として、とても、嬉しい限りです。
来年は寅年ですね。スタバの干支マグです。
内側に 寅 って、書いてあるのが、すてきです。
今年は、12月から、大雪に見舞われている富山です。
コロナの感染状況は予断を許さないところですが、皆様にとって、2022年がよい年となりますように。
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加えて、嬉しいこととして、博士後期課程の学生の論文が、Neuropsychopharmacology に受理され、プレスリリースもしました。やはり、良い研究成果を情報発信できることは、とても、うれしいことです。
8月には、誕生祝いまでしてもらい・・本当にありがとう。気を遣わせて、申し訳ないです。
今年の残りの4カ月が皆にとって、良い時間がすごせますように。
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謹賀新年はいつもと同じなのだけど、人類が新型コロナとうまくやっていけるようにしていくこと、学会が、皆と会える場となることを期待し、飲み会も実は、無駄でなかったことを実感しました。
研究としては、6月からひきづっているJNをとおしたい。
5年ごしでいろいろしている薬物依存系の論文をとおしたい
3月締切の依頼論文
2月締切の依頼総説
いろいろ思うことは多いのだけど、皆が元気で、コロナに負けることなく進んでいってほしいところです。
まだ、ここに書けないちょっとしたことがあり、5年日記を書き始めることにしました。
41歳で現在の所属・職位になって、今年で12年。65歳で定年退職と思うと、ちょうど折り返し地点にきました。
先々、いろいろなことがあるので、5年日記をはじめることにしました。
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私も東京出張を含め、学会へ行くことも2020年はめっきり減って、大学院生時代も含めて、この業界にはいって最も、出張が少なっかたです。講義もリモートが多く、何かと慣れずでした。
私が主に担当している実務実習や事前学習もずいぶんかわりました。実務実習は、刻々と変化し、1日の間に富山県の西の端から東の端まで往復したこともあり、走行距離400kmということもありました、それに伴い、いろいろなことがあり、従来から打たれ弱い私として、つらい期間でした。事前学習も、3密を避けるために、小さなグループで実施して、研究室の皆が朝7時前からきて、夜も23時近くまで働いて・・スタッフの先生方には、本当に感謝です。それでも、学生からは、実験したいから途中で帰ります。といいだすしです。今の業務について10年ですが、学生の行動を変える教育ができていず、力不足を感じます。
臨床系に関係することをお引き受けをすることは、私にとっても、よろこびなのですが、なんだかな・・と、思うことも多く、あまり、しっくりしない年末です。
来年は、良い年になりますように。
干支菓子
干支マグ(スタバ)です。
こんな風に後ろに模様があるのも風流です。今年の干支マグは、右利きの人には、やや使いにくところです。
世界の皆様とも、健康で良い2021年となりますように。
]]>本大学は、10年任期の再任可ですので、昨年の秋、つまり、2019年10月1日に再任可の辞令をもらい、定年退職まで、ここで、教育・研究をする権利をいただきました。
一方で、私が富山にやってきた時は、まだ、研究室のある建物もなく、建物が完成したのは2010年4月でした。
なので、今年が研究室創立10周年になります。お正月から、卒業生に手紙を送り、9月20日に実施を予定していましたが、現在の社会的な状況を考え、とりやめました。
いつもは、それくらいのタイミングで研究室旅行に行くのですが、それもとりやめました。私の誕生日は8月の末ですので、研究室旅行では、ケーキを準備して、学生が祝ってくれていました(強制的な感もあり、申し訳なくも思っておりました。ごめんね)
しかし、今年は、何もイベントがないので、私もごく普通の1日として、大学に行ったところ、OOさんが、セミナー室にきています。と、やや、不自然な状況となり、行ってみると・・・
全研究室員用で、おそろいのパーカーが・・・。私があつかっている分子の名前がシャチであり、そして、マウスの実験が主なので、こんなデザインにしてくれました。本当にびっくりです。
その後、会議等があり、夕方、部屋にもでってくると、今後は、”先生、きてください”と、内容をいわない、さらに不自然に声をかけてもらい、
ケーキを用意してくれていました。
2回もサプライズをしてくれて、幸せな1日でした。
ケーキも皆でいただきました。
サプライズにまったくきづかず、自分の鈍感さを感じた次第です。
みんなへのお礼は、ボールペンにしました。
祝10周年・富大・薬物治療学研究室
と、文字をいれてもらいました。
スタッフの2名の助教の先生、試験中の学生、実験に忙しい学生、皆、本当にありがとうごあいました。
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久しぶりにいいことがありました。
博士課程薬学専攻を4年間で昨年の9月に終了し、ヨーロッパでのポスドクを探して、3月くらいには異動したいとの計画でした。クリスマス休暇には、WEB面接で、採用の内定をもらいました。結局、緊急事態宣言などで、大使館も閉鎖され、ビザを得ることができず、やっと7月15日に業務が開始され、無事、ビザをゲットして、7月25日に富山を発ちました。
Department of Physiology, Faculty of Biology and Medicine, University of Lausanne, 1005 Lausanne, Switzerland.
にて、ポスドクとして勤務されます。スイスは、取り決めがあり、ポスドクの年俸は1,000万円とのことです。
研究者人生に幸多いことを願っています。やっと1歩です。また、富山にもきてね。
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感染拡大にならなように、大学全体の卒業式はとりやめて、学部ごとになりました。
卒業旅行で海外に行っていた学生は大学の規定により、卒業式には参加できないことなりました。
このような状況であれ、私の教室からは、1名の修士、(修士2名は進学)、6年生3名は社会に出ます。あと博士課程を昨年の10月に卒業した方も、ポスドクがスイスに決まっているのだけど、現状では、いついけるかどうか・・と、私の部屋で、論文書いたり、みんなに実験方法教えてくれたりしています。
こんなタイミングの卒業ですが、これからの皆の人生や生活が、幸せで、充実したものになりますように、心から願っています。まだ、若いからと、無理をしがちと思いますが、これからは、長期戦です。自分の大切なものを守り、そして、社会に貢献できる人になってほしいです。
祝 卒業、修了
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おだやかな、良い1年となりますように。
良い研究ができますように。皆が、健康でありますように。科学が発展して、人類の幸福につながりますように。
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事前学習、OSCEと例年ながらの、怒涛の時期を過ごしました。今年は、私の教室で人事の異動があり、私もかなり働いた感がありました。教育活動にほぼ平常の勤務時間は費やし、それ以外で研究活動をしている感じです。こんなことをいったら、大学院生がアカデミアに来たがらないからダメですね。今年、私は、スマートウオッチを買ってみて、平均睡眠時間が4時間くらいということがわかり、これでは、ダメだなあ・・と、思い、いかに要領よく仕事をするかを考えています。今年の春から秘書さんにきていただき、教育関係の事を担っていただき、非常に助かっています。研究室として、時間の使い方は、私だけでなく、下のスタッフの先生の健康や家庭のためにも、最大効率を狙わないと、研究活動が滞るので、私たち薬学臨床系の教室では、最重要課題です。
さらに、そこから、東京で開催された日本臨床薬理学会に行き、さらに、羽田からロサンゼルス経由でオーランドに行って、アメリカ精神薬理学会に行き、薬学部の忘年会があり、研究室の忘年会をして、今日は、東京にきています。明日24日は中央のお仕事です。さらに、27日も東京です。
12月に入ってからの出張では、ここに載せるためにクリスマスツリーとかクリスマスデコを写真にとりました。クリスマスが来る前にのせることができそうです。
まず、富山駅。右は、新幹線への階段です。
富山市民プラザのクリスマスです。
東京新宿界隈です
アメリカです
クリスマスデコでないけど
オーランドは、泳げる気温でした。
研究活動については、昨年の大不調から、やや立ち直りつつある今年でした。2020年は、もっと、よい成果がでますように。また、研究室の皆が国家試験や共用試験、通常の講義科目などにきちんと合格して、おもしろく実験していってほしいな、と、思う次第です。
私もがんばりますね。体調管理もこの年になると重要な事柄です。
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まず、金沢で人間ドッグ・・特に大きな問題はなくでした。
天城へ
クローズの研究会なので、ここには詳細は書けないのですが、伊豆の海の色がきれいでした。
がんプロの演習をして、金沢に行って、実務実習の調整機構の会議に行き、東京で会議し、
薬理学会北部会で札幌に行き、
フォーラム富山という会で富山で講演をさせていただき、福島に行き
風景の写真がなく、申し訳ないところです。
最後に今の所属大学からの派遣で名古屋に行きました
今日から教授として11年目に入り、65歳になる年度まで、富山大学に勤務する権利を得ています。いつまでも、教授になった最初の気持ちを忘れずに、と、思っています。秋は学会が多いこともありますが、土日が全て用事がある状況です。
最近、穏やかな教授を演じているので、研究室内もゆっくりしていますが、
論文もでているので、これでいいのかなあ・・と、思ったりです。
残りの13年で、やはり、教科書に名前が残るような仕事がしたいです。
このブログも穏やかに更新していくので、時々、見てね。
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おわら風の盆が、毎年、9月1日から3日にあります。今年も富山駅前は多くの人が観光にきてくださっていました。
昨年、家族といきました。その時の写真です。
しっとりとした中で、踊ってられて、すてきでした。
富山以外に住んでる方は早めにホテルの手配が必要だし、公共交通機関で行くにで、すこし、大変かもしれません。
同じ時期に、和漢研の先生がなさる学会があり、今年は、そちらに参加されていた方と駅前で食事していました。
八尾のおわらは、それぞれの町内会で、少しずつ踊り方も違い、このために帰省している方もいるとのことです。このように長年にわたって続いているものは、継続していってもらいたいと思うところです。
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今週末の和漢関係の学会に天候回復が間に合いますように。九州地方の大雨にあわれている方は、お気をつけになってください。
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さすがに、50歳こえて、平素、運動のうの字もしていない私には、アクティブすぎて・・
私も、それなりに楽しかったけど、学生には、良いシャッターチャンスを与えてしまったわ。それも、それかと・・8月24、25日と行って、今日も手の豆が痛い。26日月曜日は、体中が筋肉痛だし。やっと、起きたときに、痛みのない朝に今日くらいからなった。これ読んで、研究室の学生たちは、笑っているんだろうな。
企画してくれた学生の皆さん、お疲れ様でした。
そして、毎年、このタイミングで研究室旅行をするので、私の誕生日の祝いを強制しているようなので、うれしいけど、申し訳ないかな。でも、また、やってほしい。←50歳のあつかましさか
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この1年は、公私ともに色々なことがあり、激動の年でしたが、研究室のみんなが、楽しそうに実験してくれて、9月修了の博士課程の学生も無事、学位を取得できそうで、よかったです。今年になって、IF5ごえで、少しよい論文が公表されたし、現在、投稿中の論文がいくつかあり、軌道にのりつつありますが、昨年は、総説1本と共著の論文が1本で、大学院終了後の人生初の論文のない年でした。科研費も人生はじめて、すべて不採択だしで、なーんにも良いことがなかったです。でも、その間の時間も、学生が、コツコツと実験してくれていて、それぞれのプロジェクトがまとまりそうです。まあ、そこから、裏付けの実験期間が長いんですけどね。やっと、研究者としては、上向きになりそうです。こんなときに、財団系か共同研究の研究費をいただけて、何とか研究室が運営できて、ありがたいことです。
こんなしみじみした誕生日も久ぶりかもです。
家族や知人から、こんなプレゼントをもらいました。
私のことを気にかけて、贈り物を選んでくれる人がいるのは、とても、暖かい気持ちになります。
ありがとうございました。
8月は講義がなく、ずいぶん、論文書いたり、学生と研究のディスカッションできる時間がとれます。私は前期は週に1コマしか講義をもっていないけど、頭の中が、常に次の講義のことでいっぱいで追われ感があったのね。私立大の先生方みたいに1日に2コマとかって、すごいなあ・・と、思います。そのような先生方は、やれば、できる・・と、いわれますが。
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一斉休暇中も、論文のリバイスやら、学会関係の仕事のメールがきたりで、なかなか、気持ちがゆっくりできていないのですが、家族と写真のようなところに行ってきました。せっかくなのに、十分にリフレッシュできない自分が嫌になります。
現地の伝統医薬の博物館にもいきました。ちょっとは、他の人より知っていることがあって、うれしい(当たり前か・・ごめん)
ここからは、食べ物です。
私は、どこに行っていたかわかりますか。
一斉休暇中も学生は研究室にきていたようです。
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富山駅にも、両選手の名前の入ったものが、色々とディスプレイされています。
八村選手が好きと報道された、このお菓子。売り切れ中とのことですが、コンビニで新規の取り扱いをはじめていて、県内では、比較的、手に入るようです。
コンビニが出たところでですが、こんなのも、この夏、ゲットしました(家族にしてもらいました)
某ローソンで、5,000円買うと1枚らしいです。
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2報英語での論文がある(学位論文として使える・・他の人の学位論文には使えないように共著の方からサインをいただきます、必ず学位申請書が筆頭著者でなくていいですことになっていますが・・が、私は原則、筆頭著者になる論文で・・との方針です)
を審査して、業績発表会での発表の可否を大学院教授会で審議します。
そこで、30分発表+20分質問の発表会があります。
それが、これです。
そこで、30分間発表をして、質疑応答を受け、次に学位論文提出の可否を教授会で投票します。
そして、学位論文の提出が可となれば、副査の先生2名をお願いして、審査に入ります。正確には、私が指導した学生は、私は主査にはなれないので、主査を1名、副査を1名お願いします。
大体1カ月くらいの期間が設けられ、その間にインタビュー(諮問)を受けて、審査結果が提出され、主査、副査の先生方のご意見をお聞きした上で、大学院教授会で投票し、学位の授与が決定されます。
今回の学生は、アルジェリアからの大使館推薦の国費留学生で、6年制薬学部卒ということで受け入れました。優秀な学生で、自分でいろんなことを考えて実験しましたし、後輩にも非常に丁寧に実験を教えてくれて、研究者としても、人間としても、立派な女性です。私にとっては、6人目の博士の誕生までもうすぐです。
彼女が卒業すると、博士の学生が半年間在籍しなくなります。半年後から在籍する学生も、1年前には、まだ、進学をはっきりと表明していなかったので、彼女の学位取得が終われば、少し、肩の荷が下りる感がありました。博士の学生を引き受けるってことは、その学生の人生のたった3,4年であるものの、岐路となる重要な部分を引き受けるのだから、私ができることは全力で・・と、思っていますので。今までも学内での揉め事があったり、その他いろんなことがあったり、他大学から声をかけてもらったりしたのですが、私を信じて博士、博士後期課程にきてくれている学生を放ってはいけないとの思いが強く、すべて、お断わりしていました。
完全オープンのここで、ないしょ話をするのもおかしいけど、1年くらい前、今の大学を離れて、他大学に異動しようかな・・と、少しだけ思っていました。ちょうど博士の学生がいなくなるタイミングがあること、父が亡くなり、京都で母が一人住んでいること、研究室内のスタッフの1名が他大学へ栄転をすることが分かっていて、地方国立大の現状では後任スタッフがつくかどうかわからないこと、さらに、もう一人のスタッフにも、とある事故がおこりで、結構、心が重かった時に、京都の実家から通勤可能な私立大学の薬学部から教授で来ない??と、声をかけてもらい、少しだけ迷っていた期間がありました。
でも、やっぱり、私は、研究が好きだし、研究を他のことより優先させて生きていることが、自分にあっていると、やっと、50歳を超えてわかりました。今の大学が、私のような実務家教員が科研費をとり、それなりに実験成果をあげていても、否定どころか、かえって、よろこんでくれるし、今の大学は医学部と同じキャンパスにあるので、動物実験施設や共通機器とかもしっかりしています。また、脳科学で、世界のトップランナーが同じキャンパスにいらっしゃるので、その空間に一緒にいるだけでも、勉強になることはいっぱいあります。また、このボス以下スタッフが驚くほど親切なのです(ビッグラボって、ツンケンしている人がいるようなイメージが実は私はあったのですが)
正式に来年の4月から博士後期の学生が2名入学してくれることになったので、この2名には、私は責任をもって、学位取得はもちろん、そこそこは、評価される若手研究者に育てる義務があります。さらに、助教の退職者に対しても、学部長を含め薬学部の先生方のものすごいご理解で補充人事のご配慮をしてくださり、10月から新しい助教がきてくれることになりました。
これだけ、私のもとに集ってくれたからには、彼ら、彼女らが、きちんと卒業できるように、また、社会で欲しいといってもらえる人材になるようにするのが私の義務ですし、新任の助教の先生に対しても、責任があります。
ってことで、今回、卒業される方には、ぜひ、これからも、いきいき研究していって欲しいし、在籍の方々には、一緒に良い研究をしていければと思っています。
と、いうことで、すこし、あちこちで、噂になっていたようですが、私は富山にいますから、心配しないでね。昨年、再任審査の承認をいただき、定年まで、研究する権利を得たことに感謝し、ワクワクする仕事をしたいと思っています。
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このブログは、名前を明らかにしていませんが、同業者(薬学系や神経系の大学の教員)は、私のことを特定できています。
なーんか、このまま研究やってて、いいのかなあ・・と、思った時に、ググって、これにあたり、やっていていいんだなあ・・と、思いました、と、7月23日にあったある会合で出会った方にいわれました。ちょっと、いや、かなり、うれしい。
その会合は、毎年、新宿であるので、ベタですが、こんな写真をのせておきます。
これを見ると、東京だなあ・・と、思います。
今年は、オリンピックに備えてから、東京駅はじめ、あちこちで工事があって、ただでも、地図認識の弱い私としては、ぐるぐるとまわってしまうことが多かったです。
おたがいに元気にがんばろう。
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博士の学生を得るのには、2報の論文の公表または受理が必要です。これの審査を受けて、研究業績発表会での発表が審議・承認されます。その発表会が今週あり、その後、その発表の内容を鑑み、博士論文提出の可否を審査を受けます。可となり、昨日、学位論文を提出したところです。約1カ月かけて、審査員の先生に審査をいただき、その上で可となると、晴れて、学位取得となるわけです。
学術誌への公表論文の『論文』と、博士論文の『論文』が混乱しやすいところですが、後者は、学位を取得するために公表論文2報を含めて自分の4年なり、5年の成果を総合的にまとめたものです。
今週発表をして、現在、学位論文の審査をいただいている学生は、本当にすべてがきりぎりだったので、今週は、私もご当人も、ほとんど寝ていないという状況で、私も久々にぐったり状態です。
現在、博士論文の審査をいただいている学生は、私にとっては、教授になって、6人目です。その学生にとっても、学位の取得は一生に一度のことで、私も緊張して臨んでいます。
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薬学としての学問を始めたのも、薬学研究者としての職業キャリアを開始したのも岐阜でした。
18歳まで自分の出身地である京都で過ごし、その後の学部4年+修士2年、助手として6年間、そして、助教授(准教授)として隣県の大学に異動してからも2年半を岐阜で過ごしておりました。
15年近くを岐阜で過ごしており、京都の次に長く過ごしていることになります。
試験が終わったら、よく行った繁華街のケーキ屋さんがありました。博士に入学し、岐阜の家を引き払う時に、もう岐阜には来ないだろうなあ(決別ではなく、感傷です)と思い、最後に一人で、そのケーキ屋さんに行ったのも、最近のことのようです。
岐阜へは、大学院講義等でよんでいただくこともあったのですが、6月末に駅前で学会があり、改めて、岐阜の駅前も変わったなあ・・と、感じました。
43階建のこのビルで学会の懇親会がありました。
学部の入学式の時、母と一緒に岐阜にきて、ワシントンホテル(今はワシントンプラザホテルと名前がかわったようです)宿泊し、一人暮らしが始まると母娘とも思ったものです。その夜に、いっぱい好きなものを食べなさい・・と、ワシントンホテルでステーキを食べさせてもらいました。もう、30年以上も前のことですが、思いだすと、目の奥がツンとします。単に、一人暮らしを始めるというだけでなく、私の場合、第2志望での進学で、浪人をしてでも第1志望の学部に行くべきかとの迷いが親子ともにあったことも気持ちを複雑にしていました。
ずっと後になってから聞きましたが、2人で京都の実家を出ていって、母だけが翌日、戻ってきたのをみて、妹は、お姉ちゃんは、もういない・・と、泣いたそうです。
現在、勤務している大学のある富山が第2の故郷となる日も近いかもしれませんが、20歳前後の、時間もいっぱいあり、友達とも自由に過ごす時間があり、しかし、試験の時には学年一丸となり・・・という大学時代を過ごした地は、感慨深いものです。
今月の末にも、岐阜に参ります。
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自分で論文を書くようになった時に、サインをするためにと、いわれつつでした。その時に、印刷物の中にサインをするのに、分かりやすいようにブラックブルーで、ともいわれました。
私は修士を卒業する時には、博士課程への進学を決意していましたので、自分が主体となって(コレスポ)になって、サインをして論文を出すことはいつになるのだろう・・と、からからと感じておりました。
結局、自分がコレスポの論文を書いたのは、博士の学位を取得してから、11年後でした。その時に、サインが必要なら、本当に気分も高揚したでしょうが、時は流れ、オンライン投稿が主となり、サインをしないままで投稿・受理・パブリッシュとなることが多く、万年筆を使わないままです。
ところが、最近、ある論文を投稿するにあたり、利益相談や自分の論文への貢献を示すのた、1名ずつサインが必要なことがありました。
私は、筆記体で、少し下の世代は筆記体を習っていないらしくブロック体で、さらにその下の世代は、漢字でサインをしてきて、クスリとなりました。
私のサイン
博士の学生(ブロック体)
修士の学生(漢字)
20年以上前にプレゼントされた万年筆は、今は、博士・修士の学生が学位申請をするときの、指導教員のサインをする時に使っています。
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渋谷に本部があります。
ホームページによると、1880年に長井長義先生という東大の薬学部・化学の教授がエフェドリンを発見し、初代の薬学会会頭になれてスタートし、現在では、1万7000人の会員となったとのことです。https://www.pharm.or.jp/whats/rekishi.html
薬学に関連した会議で今週、長井記念館に出張しましたが、自社ビルを持つ学会というのも他にはないのでは?と、思ったりしておりました。
来年の薬学会は京都ですね。
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病院の先生方のおかげで、今日から、改訂コアカリでの実習が開始されます。学生から、事故や欠席の連絡が一番多いのは、7時45分から8時20分くらいなので、初日の今日は7時12分に大学の研究室にきました。今年のはじめての病院実習ですものね。
トラブルなく、11週間が充実したものになりますように。
4期が終わる2月最初まで、毎日、朝7時半にこなければ成らないというのは、精神的な負担として、大変ですが、実務実習でトラブルが起こったときのために、このようにしています。また、研究室内の教員が誰もいないようにならないようにしています。講義や出張の都合をつけるのが大変です。
これは、静岡のお土産で、三島由紀夫が好きだったと伝説が残っているようです。
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それのマネをしているわけでないのですが、私も昨年から、大学4年生の1日薬剤師1日体験を、県下の病院へお願いをしています。
1年生のearly exposure で病院や薬局への見学は、どこの大学でも実施しているところですが、事前学習の前に病院に学生が訪問することにしました。
事前学習で、カート管理、ラウンド、一包化といっても学生がピンとこないので、事前学習が始まる前に県内の病院にお願いをして実施しています。
今年も5月半ばに実施し、先週、その報告会をしましたが、調剤棚の医薬品の並び方の紹介する学生もあり、透析患者さんのことを紹介する患者さんありで、効果があったようです。
富山県の病院の先生方には、心より、お礼を申し上げます。
このお花、ご存知ですか。花びらが、ハート型です。
連休前の短い期間しか販売されていない(私の周囲では)のですが、長い間、お花が咲いていて、楽しめます。
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昨年の春に父がなくなり、空虚感に襲われていました。それほど、仲のよい親子ではなかったのに、自分でも少し驚いていました。夏には、自分に起因しないが自分が大きな影響を受ける物事がおこり、このまま研究を続けてよいのかどうかと、色々と考えることが多く、ブログもとめていました。
色々、考えた結果、やっぱり研究が好きだし、自分の研究成果を世界の人が見てくれたら、嬉しいし、研究室に集ってくれた人たちが、何か、やたらと楽しそうに実験しているのをみて、私も、もう一度、がんばろうと思った次第です。
富山駅にある富山マルシェで購入できます。果物だけで、クリームとかは入っていないです。
よしむら さんという、富山では老舗の果物屋さんとのことです。売っているお姉さんも、とっても感じがよいです。
私の好きな果物の季節がやってきました。これは、いただきものですが、ここのところ、出張が多く、食べごろを、はずすしてしまうのがつらい。
私の好きな石坂のパン屋さんです。
と、いうわけで、毎日は難しいかもしれないけど、このブログも復活しますね。
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私が血液のセクションを教えているのは、大学病院の薬剤部にいた時に血液内科の病棟にいた故です。でも、とりあえず、薬剤師をしているのに必要な知識と、学生へ系統だてて教えるのは、内容が随分と違います。また、何よりも弱いところは、私は病態や病気の患者さんでの変化に注目しており、正常な方の人体を勉強したことがないところです。
解剖学の先生がご担当の回は、法令順守の上で、ホルマリン漬けなどの臓器を見せてもらえ、その上で、説明をしてられるとのことで、学生がうらやましいです。
薬学部の学生は人体のことを系統的に学んでいて、これは、他学部の学生と比べて、例え、研究の道に進んだとしても、有利な面です。私は薬学単科の大学を卒業しているので、解剖学の講義は1コマが15回ありましたが、紙のうえでの知識を得る機会しかなかったので、いいなあ・・と、思うところです。
私の明日の講義は、実物をみてもらうわけにはいかなけけど、今年のスライドは、実際の顕微鏡写真とかも新に加えて、新鮮な気持ちで勉強してもらえるようにと思っています。
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今年は、喪中であったことこと、母が1人で過ごす年末とお正月であったことから、冬季休み全てを帰省していました。しかし、色々と多くの仕事をしていて、しかも、全ての作業がノートPCなので、新年早々、ひどい眼精疲労でした。年齢を感じる新年でもありましたが、正常老化の範囲でしょうか。
世界・日本中の皆様にとって、自分が所属する大学の方々、さらには、私の研究室の皆が、元気で、良い仕事ができて、その結果として、学会発表や論文につながればと思っています。私が勤務しているのは、大学ですから、プロの研究者は教員のみで、研究室構成員の多くは学生です。なので、最終的に論文作成にいきつかなくとも、私のラボを離れるときに研究的思考を持ることができたり、いくつかの実験技術には自信をもてて、成長していってほしいと思います。それは、ポスドクのような、すでにプロのライセンスを持っている方もですし、パーマネントのポジションを持っている方も独立をするための過程として、いつでも、はばたける準備をしていって欲しいと思っています。
この記事をみてくれている方の中には、修士2年の方もいると思いますが、就職先が決まって、つつがなく、先生達に怒られない程度に修士論文を書いて、発表して、まあ、修士は、そこで、ダメといわれることはないと、3月は卒業旅行と思っているかもしれませんが、文章を修正してもらえたり、実験結果の考え方を教えてもらえるのは、これが最後のチャンスです。4月からは、給料をもらうプロとして、働かねばならないのですから、最後のチャンスを大事にしていってくれるといいなあ・・と、教員としては、思います。
一方で、修論を書くのに、思いつめすぎて、ひきこもりぽっくなる方もたまにいます。教員を20年以上やっていて、修論の時期に頑張れなかった学生の中にも、今は企業で立派にやっている方もいるから、思いつめない程度には、頑張りましょう。
最後に、修士論文や卒論を書き始めたら、とにかく、こまめにバッグアップをとること、何事も早めに先生達に相談すること・・は、絶対に重要と思います。
お正月のお菓子
今年は福を招けますよう。いや、福をとりにいけますよう。
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スバル印のユーハイムのクッキーセットです。ユーハイムのクッキーって、こんなにおいしかったんだあ・・と、感激です。
これをスバルさんから、もらったのは、私がスバル車に乗っていて、車の最後の点検を有資格者でない方がしたとのことでリコール対象となり、緊急点検ですが、私は1月末が1年点検なので、それと同時に実施してくれる場合には、このクッキーをもらえるようです。
クッキーはおいておいて。。。
嘘をつかないことは、研究者の中で、一番重要です。
私も学生に、マウスの数をたして、有意差がつくなどどいうことはなく、実施する実験や、予想される偏差を考えあわせ、必要な個体数は最初に決めて実験をはじめなければならないし、もう少しで有意差がつくからマウスを足すというのは間違っているとっているんですけどね。
私が、ずっといっているのは、特段の理由がないのに、1つのデータが他とずれているからと、はずしてはいけない、棄却検定の必要と要件がそろっていたら棄却検定をする、実験の腕が悪く数字がばらつく場合は、ある時点より前に実施した分は全て捨てる、という覚悟で実験をして、先生や自分が望む数字だけを拾ってはいけないとい口がすっぱくいっています。生ノートや生ゲルも見るようにしていて、意図しない捏造にならないようにすごく気をつけているつもりです。
スバルさんのリコールも大変だけど、私たちも仕事として研究をやる以上、常に緊張感の中にいます。一方で、学生が萎縮しない程度で、きちんとデータを見ていくようにと気をつけてます。
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今年は、公私にわたり、いろいろなことがあって、人生で一番大変な1年でした。しかし、健康であったことは、何よりです。
平成最後のクリスマスですね。
12月に入ってからの出張でとりためたものや、クリスマスにいただいたものです。
この2枚の写真は京都です
京都で最近、人気のチョコレートです
Bell Amer 京都別宅 ものです。
こちらもBEL AMER 京都別宅のものです。
クリスマス用のイチゴもいただきました。胸にしみます。
金沢駅のツリーです。
これらも金沢駅近辺のものです
富山空港
今年は、派手な感じのツリーが多くて楽しかったです。
クリスマス・イブの最後は、今年は、家族で一緒に過ごせました。きっと、教室のスタッフや学生や論文カキやデータ処理に追われているのだろうな・・と、思いながら、ごめんね。
クリスマスらしく、焼き鳥に行き(私が大学院生をしていた名古屋にも、秋吉という店は多かったので、どこにでもあると思っていたら、福井が本店で、このあたりから、北陸が主みたいです。北陸にこられたときに、お魚とカニにあきたら、このやきとりもいいよ。白(ほるもん)が、私のおすすめです。クリスマスケーキもホテルから取り寄せたりしたときもあったけど、今回は、純生ロールをいつも買いに行くエム というケーキ屋さん(大学のキャンパスから近いです)で、数日前に家人が買ってきれくれたシファオンケーキに呉羽ナシジャム添えです。
OSCEが終わってから、怒涛のことく会議があり、新実務実習への準備がはじまり、依頼を受けている実験をして、学生の論文を投稿して、ひどい睡眠障害になり、まったく寝ずに仕事をしていましたが、この連休で、かなり、回復できました。
大学教員、大学の中でも私立と国立があり、国立のに研究主体のところ、地域への貢献を主とするところがあり、使命が異なっています。
その上にさらに、薬剤師会や病院薬剤師会があり、文科省や厚労省もあり、異なる文化の中で、大げさにいえば独自の価値観がありでやってきたから、薬学部が6年制となり実務実習がはじまったからといって、一挙に歩み寄り、それそれが理解できるものではないのですが、6年制がはじまって10年以上になるにもかかわらず、なかなか難しいところです。患者と接したこともない学生が机で勉強だけして国家試験を受け、薬剤師になる旧の形から、参加側実習へ変更するのだから、1例1例のことよりも2カ月間にわたり、医療現場にいて、指導者と一緒に薬剤師の仕事を目の前で経験することは大きなことと思います。だから、それほど、こまかく、スケジュールや評価を決めず、医師の場合は指導医から研修医が、『よくやった』というわれた時が一番うれしかった、と、例えていうように、職能全体を経験できるようになればと思う次第です。
そんな会議に毎週、連日、でていると、もともと、心臓が強くない私は、へなへなと、病みそうになります。
研究関係で私のことを知っている方は、直接、会うと普通の人すぎてびっくりする、と、よくいわれます。研究のこともそうだけど、何事も相手のあることだから、押しも時々必要だけど、自分が自分が・・と、いってるばかりではダメと思うのですよね。いやしかしのこのごろです。
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いろいろと、考えることがあり、少し、間をあけていました・・・というよりも、なんだか要領が悪く、仕事が遅く、余裕がないだけなのかもしれません。
11月に入ると世の中は、クリスマス色、11月に行ったあちこちの場所のものです。
富山駅
多分、神戸のホテルのフロント
神戸の学会会場
神戸の学会会場の外
これも富山駅
12月に入ると今年も、もう少しです。
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3つは、まだ、確定はさせていませんが、ほぼ仕上がっています。
先週、名古屋に、同窓会の総会に招待いただき、行ってきました。
名古屋の方なら、誰でも知っているななちゃん人形が、おーっと、驚きの薬剤師の服装をきていました。
このお洋服は、愛知県薬剤師会が準備されたそうです。
白衣の襟に紺色のパイピングがされていることや、裾に紺色のアクセントがあるのがステキです。
7-9月期のドラマでグット ドクターっていうのがあって、ローラ アシュレイのがあって、それも、襟にパイピングされていて、でも、事前学習で、これは駄目かな・・などと迷っていましたが、襟のパイピングくらいはOKなんだろうか・・と、やや心がゆれ気味です。
https://ths-net.jp/shopdetail/000000003639/
むかーし、病院に勤務していたころ、実習にきた学生の白衣が、襟、袖、裾とすべて、クロスステッチでかがわれていたことがあったけど、あれで、最後まで通したのか、ダメといわれたのかどちらだろう・・・。
名古屋の駅前は次々とビルがたっています。
最後になりましたが、同窓会というのは、よいものです。
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この季節は、学会もだし、卒論もだし、事前学習もだしで、さあ、行こうとする勇気がでないところなのですが、今回は、金沢で仕事があって、その帰路に寄りました。
コスモスのような、花びらが、ふわふわしているお花が私は好きです。
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9月1日や2日に出張すると、富山駅に多くの人がいて、これは何がおこっているのだろう?と、思ったものですが、例年9月1-3日や八尾の風の盆です(大阪の八尾(やお)と違って、やつお、と、読みます)。
今年初めて、行きました。昨年までの、8月末の予行のときには、行ったことがあったけど、本物ははじめてです。
演舞場のものの写真をのせています。各町内のものも写真をいっぱいとりましたが、誰かのお顔は映りこんでいるので。
町によって、踊りが少しずつ違い、これを、伝えていくのって、大変だろうなと感じました。
今年は、この時期に台風がきたり(そもそも、八尾の風の盆は、台風をしずめるための踊りなので、くる時期ではあるのですが)、何かと天災が多く、気持ちが落ち着かない初秋のころです。
]]>今日も、アカデミックな部分はなく、完全な私事です。
50歳を記念して、ゴルフをはじめよう!も、果せず、次の誕生日がめぐってきてしまいました。
お花をいただきました。
バラの造花と写真立て
誕生日ケーキのかわりにと・・
この1年は、無事2名が学位取得して卒業し、それぞれの場所で一生懸命にやってくれていること、研究室の皆が健康で、研究をがんばってくれていること、卒業学年の就職もそれぞれの希望どおりに決まったこと、を思うと、良い1年でした。今年度に入ってからは、論文が投稿できていないことが気になっていて、お盆休みは、論文投稿に一生懸命でした(今年は、全国いずれの薬学部とも一緒だと思いますが、お盆中も実務実習があったから、担当者として、ずっと、大学にでてきていました)。今週中には、投稿するぞ、と。
最近、風邪が長引き、喉がやられ、声がでず、講義で学生にどん引きされたり、胃炎をおこしたりで、健康管理が徹底できていないので、この1年は、より元気に!と、思っています。
もう少しに夏休みを楽しくお過ごしくださいね。
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夏休み前に、中間報告会をずっとやっていて、8月1日に花火を見ながらビア・ホールへ研究室みなで行っていたんだけど、お酒の飲み方が最近、乱れていて、今年末までは研究室内行事での禁酒令を出しているので、今年はおあずけです。
それにしても、この2,3日で心折れそうなことが3件続いていて、まあ、教授業も9年目にはいるとひきづらなくなってはきていますが、自分ではどうしようもないことでおこるとね・・。他人を憎んでいけないことは分かっているのだけど。
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大雨のころ、関西で学会に参加していました。
鴨川がこんなに増水していました。
1日も早い復旧をお祈りしています
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京都は、海外の方々には、観光する場所も多く、研究のこと以外でも、いろいろな経験をしてもらえたらいいなあ・・と、思っています。
京都はこんな風景が一般の方の家にもあり
駅では、ろうそくの形のタワーが迎えてくれます
皆様にお目にかかれることを楽しみにしています。
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行きの飛行機で一緒になったワールドカップに行くところとの方は、海外旅行通のようで、ウィーンなら、ザルツブルグがよく、そこのホテルのパンは絶品とのお話をされていました。
このお城の地下には、ペストが流行したときになくなった方の骨があると・・のことです。私もまた聞きです。
ARCOTEL Kaiserwasser Vienna, Vienna という、学会会場近くのホテルに宿泊しましたが、モダンなデザインでした。
同じ学会に行ってられて、同じホテルに宿泊されていた先生はバーつきの広いお部屋でした。
反省としては、入浴剤を日数分持っていっていたけど、浴槽がなく、そのまま持ってかえったことかな。今回は3泊6日の旅でした。私は夜12時くらいの飛行機に乗って、朝到着というパターンだと時差がなくやれるようです。今回は、いうと笑われますが、関空からAir China で北京経由で、ウィーンへ行きました。朝6時半にウィーンについて、空港からタクシーでホテルへ行き、9時から会議と、まあ、なんで忙しそうな・・という感じです。
いろんな会議に出させていただいたり、いろいろな先生とお話をさせていただくチャンスがあり、周囲の方々に感謝をしているところです。科学の発展は、学会だけではないですが、やはり、直接、お話をすることも重要だと思いました。
今年は、海外出張の予定は今のところはないです。この半年は、少し、気持ちがブルーだったけど、この学会に行って、少し、元気になれました。
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ウィーンに行ったのは、博士課程1年生のときにニースに行ったついでの旅行のとき以来です。
ドナウ川
学会はオーストリアセンターというところでありました。
今回は助教の先生と博士課程と修士課程の学生が発表しました。
博物館でこんな綺麗なものもみましたが。
今回、周囲の方の応援で、ありがたいことに、この学会の理事にさせていただきました。そのことなどもあり、学会自体よりも会議をしている時間のほうが長かったです。おもしろい発表もあったのにな。論文になったら読もうと・・
昨年末から、あまり良いことがなかったのですが(しかし、ありがたいことに健康です)、今回は JSNP Excellent Presentation Award for CINP を私の教室から3名が受賞して、すごくうれしかったです。そろそろ私も良い時期に切り替わってきていることを願います。
次は台湾で2年後に会いましょう。
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夜と土日はバイトで、絶対に大学にはこれないから、私の研究室に来たという学生もあり、土曜日も研究室有りにすると真面目な学生が希望してくれる、という教員もいるし、それでも、長い時間研究室にいることを良いとする風潮は段々少なくなってきているけど、今もあるような気もします。
私の研究室は、朝は8時半から9時まで英語の輪読をしているから、皆8時半には揃っています。学生は、夕方は18時前後から19時くらいに帰宅するのが目安になっているようですが、自分の研究の進み具合でずっと遅くまでいる学生も誰かれはいるようです。行動実験もあるので、この週末も数名はきているようです。
私たちが学生だったころのように、研究室の教員の帰宅時間まではいるという気持ちは学生にはないようで、それは良いことだと思います。
学生の本心は、教授には、分からないところなのですが、楽しそうに実験をしているなあ・・という印象を最近はもっています。
今年前半は、私もトーンダウンしていて、今年になって研究室から受理も投稿中の論文がなく、小さい論文ではあるけれど、今月中には2報は投稿しようと決意しています。現在、投稿中の論文がない・・が半年も続く状況は、私の研究者人生ではじめてで、だめだなあ・・と、思っております。実験してくれた学生にも悪いですし。
実務実習の訪問だ秋田大学病院へ行ってきました。
病院の廊下に、医療者の写真(例えば、医師が手術をしているところ、検査技師が業務をしているところ、薬剤師がミキシングをしているところ)が飾ってあるのが印象的でした。
きりたんぽ鍋
はたはた
はじめての秋田でした。
富山からは新幹線乗り継ぎだと、ずいぶん、大回りをすることもあり、行くのに時間がかかりました。
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今日から広島に行きます。去年も5月に、広島に行きました。ちょうど1年の間隔で同じ県にいくことは、それほど多くないです。今回は学会の地方会で、一般演題の口頭発表です。日本の学会で一般演題高等発表は何年ぶりだろう・・・。きちんと9分におさめれらるか、不安です。今夜、練習しょうと思っています。
この1年は、公私にわたってよいこと、わるいこと色々ありました。
よいことの1つに、今年になってからは、立山がきれいにみえる日がいつもより多いことがあります。
6月は、3泊6日のウィーン海外出張もあるので、健康に過ごせるようにと思っています。
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私の好きな、花の美しい季節が過ごせることを嬉しく思います。
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今回の4年生は6名いて、それぞれが、色々な思いをもって研究に取り組んでくれました。ポスターの最終原稿の直しで、手元にあり、今夜が私的には、山場かな。
卒業のために、仕方なしにやっているのか、おもしろくやってくれているのかの本心が分からないのが、教授業なのかもしれません。ちょっとだけでも、おもしろいと思ってくれていたらいいのになあ・・。
写真は、出張先で行った焼肉屋さん。昨年の11月に博士2名が誕生しそうなところで、富山で打ち上げの焼肉に行って、少し上等な店で、すごく美味しいと、思ったけれど、こちらの、この焼肉屋さんは、それと比べて、有意においしかったです。
ここのお店のOOは絶品・・という人がいるけど、人それぞれだし、色々と経験していることもあるから、私は、コスパがいい、お値打ち、私は好き・・くらいの言い方にとどめているところです。写真の焼肉屋が分かる方は行ってみると、びっくりします。少なくとも、私はね・・・。富山のお店の焼肉に感激してくれた学生(学生も舌が肥えているかもしれず、振りかもしれないかも)が、巣立っていって、これより、ずっと美味しいものを食べ、私よりいろんなこと経験し、研究関係のことですらも、私の知らない世界を見ていくんだあな・・・と、まるで、学生たちのおばあちゃんになったような気持ちになることが最近多いです。いやいや、まだまだ、負けませぬ・・・しかし、そう思うと、富山の焼肉屋は、それなりに個性があって、ユニークだったというのが良い表現かもしれません。
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ニュースで毎日、北陸の大雪のニュースがでているといっている方もいました。
昨年とか一昨年だと、『あれは、特に大雪の時に、そのようなところを撮影しているから、私の周囲は大丈夫ですよ』などといっていましたが、今年の場合は、言葉の丁寧さは、相手によって、少しはかわるとはいえ、『はい、そうです』という感じでした。
この大雪の中、先週末は医師国家試験があり、今週末は看護師、再来週末は、いよいよ薬剤師国家試験です。
全国皆、同じ条件とはいえ、少しでも雪が収まるといいなあ・・と、思います。
雪の写真は、もう、満腹なので、立春も過ぎ、もうすぐ、お雛雅です。
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雪が幻想的に見えるかも。
昨日、博士課程の学生の研究業績発表会がありました。今までにも、私が指導教員となって学位を取得された方は4名いますが、今回の申請者は3年生の12月に私の研究室に配属されてきて、私の教室で育った方です。投稿して公表された論文をみてくだされば、近い分野の同業者であれば、分かっていただけると思いますが、ものすごい量の実験をしていますし、1日2回の投与を1カ月などという体力勝負的な内容もあり、微細構造の検出のような繊細なところもありです。何より、遺伝子組換えマウスを使っていて、それを、自分で交配し、繁殖して、使用してですので、動物の都合に振り回されるところもありです。大規模な研究室で、動物の準備までは施設の方やラボテクがしてくれるところと比べると倍近くは、時間と手間をとられる感じです。論文も全て自分で書いたし、リバイス実験も自分でしましたし、コメントの作成や投稿に付随する書類も自分で準備しました。研究室によっては、論文は先生が書いてくれる、とか、第1稿は、自分で書いたつもりでいても、先生が修正し、追加実験をして、知らない間に論文公表されていたという場合もあるようで、そのような研究室の学生が羨ましいと愚痴っていたときもありましたが、今回の学位申請に使用した2報の筆頭著者の論文は胸をはって、彼の論文です。まだ、これから、学位論文の提出の可否、審査とありますが、教授としての区切りを1つむかえつつあるように感じています。
毎年、大勢の博士を誕生させている教授も、最初は1人の博士の誕生だったと思い、教授としては、1つのおおきなイベントの最中です。
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マウスパットとマウスを新調しました。両方で6,000円くらい。マウスパットなんて、何でもOKと思っていたけど、まったく違います。新年から肩こり・頭痛がひどいので、思いきりました。小さな、でも偉大な贅沢です。
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新春を謹んでお慶び申し上げます。
と、いっても、今日は、すでに七草粥で、遅らばせながらになり、いきなり、申し訳ございません。
皆様にとって健康で良い年となることを祈念しています。
社会や人々の役にたつ良い研究成果がでますように。
スーパームーンと八坂神社
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円山公園のしだれ桜です。
今年の終盤は、プライベートや私的なところでは、やや運気が下がっていました。論文発表は、教授になって最も、充実した1年でした。
学会の役員とかも、お引き受けする年齢になってきて、それも多くの方と出会いがあり、視野が広がりました。
来年も皆様が幸多い年となり、加えて、科学の世界にも良いことがありますように。もっと、身近なことでは、研究室に集った人々が健康管理がきちんとできて元気に毎日を過ごし、スタッフは順調に実験を遂行し、成果を得ることができ、学生も進級や大学院試験・就職試験をクリアして、楽しく研究できて、学会発表や論文執筆に結びつくといいなあ・・と、思うばかりです。
良いお年をお迎えください。
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26日にスタバに買いにいく干支マグカップです(25日まではクリスマスのものなので、26日まではスタバHPにものっていないので)。私が、研究室を抜けて買いにいくわけでなく、家人に行ってもらってますからね。
私は、この手のところの漢字一文字があるところが好きです。
別のものです。最近は、フタのあるのがスタバカップで出るようになっています。
下のは、干支マグでなく、クリスマスホリディーのものです。
こんなことしていると大学の先生は暇なのね・・と、思われそうですが、それなりには忙しくしています。今は、学位論文みて、来年の1月の講義のスライド作って、学会の抄録書いて、論文も2報を同時に仕上げています。
いつもなら、長期休暇は、稼ぎ時!なのですが、今年の年始・年末は、ずっと実家に帰省する予定です。4泊くらいかな。こんなに長期で、実家で休暇を過ごすのは、18歳の大学入学で京都の実家をでてから初めてです。
学生も私の周囲の友人・知人も驚きますが、私の場合、18歳で実家を出てから今までの30数年で、両親のいずれかから電話があったのは、父方の祖父母が亡くなったときの2回だけで、それも2回とも、夜中になくなったのに、朝を待ってでした。それ以外では、むこうからかかってきたことはないです。ここにも書いたけれど、母方の祖母がなくなったときは、1カ月くらいしてから知りました。両親が、それぞれ小さい入院したときも、退院してから知りました。入院の時の保証人として、私の名前を書いて、苗字は同じなので、適当に三文判を押していたようです。
ありがたいことに両親は、まだ、自分たちだけで元気に暮らしていますが、信頼されているのか、見捨てられているのか・・という関係です。
このような親子関係の中で、長期の帰省は珍しいでしょ。私も人の子と思う年末です。
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モントリオールへ留学したので、長靴必須の通学は、抵抗のないところですが、モントリオールは、地下鉄が整備されているので、私は車の運転をしていなかったので、雪の日の車の運転は、今だに緊張しています。
雪も写真でみる分には、幻想的です。
この写真なんて、ただの田んぼなんだけど。
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いずれも、この2カ月くらいの間に論文の採択がありました。1名は、先週、学位の取得が決定し、1名は3月修了を目指して、今、私が学位論文の校閲をしているところです。
2名とも、IFが4越えの論文が出せました(昨年までは5超えのジャーナルだったので、その意味では、少し残念かな)。
この機会に6年生の就職祝いや夏のソフトボール準優勝や大学院合格のお祝いも兼ねて、学生全員と焼肉いきました。すこーし贅沢なお店だったのですが、本当に嬉しかったです。
きれいなお肉でしょ?
ここに載せようと思って、行くさきざきのクリスマスツリーの写真もとっていましたが、クリスマスも昨日となり、機会を失いました。残念。また、研究室で焼肉に行ける日を目指して次の論文です。
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OSCEまで、あと2週間で、今は何かと毎日、イベントがあって気忙しい季節です。それが終わると、研究室配属になります。先週から、研究室訪問が始まっています。訪問に来る学生が、人生ではじめての研究室生活にワクワク、ドキドキしているのを感じて、自分まで胸が熱くなります。
今年は学位取得者が2名予定されていて、彼らの学位論文も含めて、今年は良い論文がいくつか出ています。論文の掲載が決定して、自分の研究が世の中にでていく瞬間は、研究者が快感を感じる瞬間です。大学院、特に博士後期、または、博士課程へ進学する学生には、この快感を体験してもらいたいし、可能な限りは、修士で就職する学生にも経験してもらいたいと思っていますが、時間的なこともあり、また、私以外のスタッフは自分の将来のこともあり、学生の手助けをするなら、自分が筆頭著者で論文作成と思っていて、修士の学生が経験するには難しいところもあるようです。
研究室に入ってくる3年生は、やたらと夜遅くまで大学にいたり、遣い回されたりするのが、研究室と思っているかもしれませんが、世界で自分がはじめ何かを見つけること、それを情報発信する技術として、学会発表や論文作成ができる場と思ってほしいなあ・と、思っています。実験はセンス、アイデアやひらめきも必要ですが、最初は、与えられたテーマを丁寧に自分で理解していくことが大事かなと、私は思っています。大学で研究をする以上は、毎年、新人を迎えることから、あまりに競争が激しいところで勝負でなく、アイデアで、オリジナルなことを狙いたいと思ってやっています。
今年は、論文が複数出てよかったですが、これも学生の方々が、がんばってくれたおかげですし、いずれの学生には、研究室配属されて、何もできなかったところから、ここまできたわけです。
実験をこなせること、次に何をすればいいか考えること、そのための必要な物品を購入するようにアピールすること、自分の出したデータをストーリーにすること、学会発表すること、学会発表でいただいたコメントを取捨して追加実験をすること、論文を書くこと、論文のコメントに対応すること、
ここくらいまでが、大学院生には必要です。修士や6年制の学生もやろうと思えばできますが、私の考えたテーマが悪くて、学会発表くらいまでの学生もいて、申し訳ないところです。
さらに、この後、研究で身をたてるなら、研究費獲得の書類を書くこと、近い分野の研究者とコミュニュケートすること、が、求められます。
この中のいずれかが出来ないと、研究者として、進んでいけなくなります。いやいや、私は、すでに、最初の実験をこなせることは、最近はさっぱりですが。難しいですよね。実験センスがあっても、論文や研究費申請者の作成が下手だと研究者としてやっていけないし・・ですね。海外ポスドクをやっている人から、大学院生の時の論文を抜きにして、ポスドク時代に自分が筆頭の論文が5報、自分の技術や指導がいきて論文になったもの3報の計8報がないとパーマネント職はとれないとお聞きしたことがあります。8報というのが、ずいぶん、中途半端は数字で記憶に残っています。私も大体10報くらい書けば、自分で論文が書けるようになるように思います。
何よりも、アイデアは、大事ですよね。
このスプーンは富山のもので、カチカチのアイスを食べる時に重宝しています。
3000円しますが、これも、アイデアの賜物ですね。
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最後の1泊は、東京ドームホテルに宿泊して、しかも高層階だったので、高いところ好きんの私には、大感激でした。
富山には高い建物がなく、今、販売中の22階だてが一番の高層マンションらしいです。
富山駅では、菊の展示がなされていました。
富山に限らず、日本全国、秋の良い気候の季節ですね。
この気候があまり長くは続かないのが、つらいところです。
本日は、ある審査の書類で1日が終わりました。
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11月3〜5日と少し前から3連休を利用しての開催になっています。いやあ、どの会場も超混雑で、よほど早くから行ってないと椅子に座っては講演を聞けないという感じです。私も年間にすると10以上の学会へ行っていると思いますが、これが最もマンモス学会です。日本薬学会より参加人数が多くなる年が多いです。
私はこの学会の認定薬剤師・指導薬剤師の資格をもっています。これを持っている人がいないとがん専門薬剤師の研修施設になれなかったりすること、私くらいの年齢の方で、普通に大学卒業後から薬剤師となり、学会に入っていると少なくとも認定薬剤師にはg学会在籍年数などの要件が満たされていれば、移行措置でなれたのですが、私のように出遅れた人はペーパー試験を受けて資格をもっています。富山県でも11人しか指導薬剤師はいません。
http://www.jsphcs.jp/nintei/n-yakuzaishi.pdf
この資格を維持するためには、5年の間に2回はこの学会に行かねば点数が足らなくなります。(←厳密には医療薬学フォーラムとかでも可能なので1回の参加でも何とかなるのかもしれません)。
平素は学生には、学会へ行ったら会場にいてきちんと質問しなさい、とか、学会やっている間は会場にいなさい。。と、口をすっぱくしていっていますが、自分の発表もなく、しかも、どのシンポも立ち見で、なかなか疲れてしまいました。
マリーンズのお膝元でした。
ホテルもとれず大変・・と、思っていたのですが、2,3日前になると、予約可能なところが増えたようです。
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今年も6年生の学生の卒論発表会が無事、終了しました。
本当によくやってくれました。
彼らの就職内定お祝いや、卒論の打ち上げができていないけど、これは、博士課程の学生の論文が通ったときに全てコミで、焼肉に行くことにしているので、少し、待ちです。
事前学習進行中で、1年で最も教育活動に時間を割く時期です。今は朝7時に大学にきて、夜は22時帰宅という感じで、やや、ハードです。ただ、学生側の4年生は、研究室からは開放されるし、帰宅も早いしで、研究室生活だけの時よりも今の期間のほうが嬉しいという感があるのを今までは時々感じていました。仕方ないか・・などと私も心の中では妥協している感があったのですが、事前学習中に、「腎臓病の薬が出ている患者さんへ、ドクターが常用量でバンコマイシンを処方してきても、学生は処方箋をみて、そのまま調剤した。大学の教育が足らなさ過ぎるから、すぐに、どのような教育をしているか見せに来なさい」と、実務実習先から電話があって、その日に実習先へお詫びに行った例を話しました。
そうすると、1人の学生から、「今は事前学習だし、来年の実務実習に行っても、まだ、学生と思って周囲は見てくれるかもしれないけど、3年後には、他人の命を預かるようになると思うと、研究室にいるよりずっと緊張します」
と、いってきて、毎年の事前学習に流されていたけど、初心にもどった気がしました。
今日は1限から5限まで、フル出場です。
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