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研究室におけるバレンタインデー状況


明日から2月。1月は早かった!!!
無味乾燥な研究室生活をのりきるための潤いの恒例行事は2月はバレンタインデーです。

 他の研究室では、どうやってバレンタインデーに対処しているのだろう。



自分の周囲を思い起こすと・・


学部学生の時、
4年生女子全員で、先生と先輩と同級生にチョコレートを配りました。先生の中には女性もいたけど、その方にもさしあげました。教授の先生が栗好きだったので、マロングラッセを買い出しにいきました。ホワイドデーは、卒業式後のため卒業式前にショートケーキをもらいました。


大学院生の時、
私は薬剤部の研究室で大学院に行ったので、まわりは、社会人ばかりでした。
毎年、全員にチョコレートを配りました。その時は、名古屋だったので、松坂屋でかなり高級のチョコレートを買っていました。

大人って、すごい、と、思ったのがホワイドデーです。普通に3倍返しです。800円くらいのチョコあげているのに、1万円のスカーフをいただいたり・・・・・ホワイトデーに何も買ってないから、と、食事につれていっていただいたり、そんな方が5名いると、1週間ずっと食事会です。
うん、思えば、バブルの良い時代でした。


助手の時、
学年によっては、研究室女子一同の仲間にいれてもらって男性全員にチョコあげたり、逆に、女子学生一同からいただいたりでした。いただいた時は、倍くらいの値段で、ホワイドデーにクッキーやケーキを買ってきました。3月半ばだと、研究室に人が少なくなるので、日持ちをするものを買うのもポイントです。


助教授の時、
教授が、チョコはいらないから、それをユニセフに寄付しよう・・と、募金袋をつくっていました。薬剤部でしたので、女子職員が30名以上いるのに誰も募金しません。これは駄目だと、波風たたぬよう、2月13日の夜、袋を確認して、空っぽだったら5000円いれていました。

研究室には大学院生がいたので、チョコ詰め合わせを14日に買ってきて、お茶飲み場に置くようにしていました。今、気づきましたが、お返しはなかったような。


今回、教授になって、どうしようかな・・・と、思っています。
2011.01.31 Monday 20:59 | comments(0) | trackbacks(0) | 

日本全国 OSCE 本試終了

 薬学部の中で卒業と同時に国家試験受験資格を得るためには、6年の課程が必要となりました。その中の最も大きな特徴が”実務実習”という病院薬剤部と薬局での実習です。


全員を各11週間の実習させるために、最低限の知識と技能身につけてから送りだそうという目的で、共用試験というものが義務づきました。


知識を測るCBT と、技能と態度を判定するOSCEがあり、どちらも4年生の12と1月に行うことになっていて日程は大学ごとで決めます。

OSCEは大勢の評価者が必要であることから土曜、日曜、祝日に実施しています。この週末で全国の大学のOSCEが終了しました。公式の情報でないけど、OO大学でXX名、△△大学では○○名、不合格者が出た・・・その原因として あれがあった、こうらしい・・・という話しがもたらされます。合否は4月に全大学で公表されますが、実技の評価なので、全国でまったく公平ということもなく、まだ課題が多いように思います。


再試も実施されます。運営されている先生方の御苦労も想像致しますし、何より学生のみなさんが、精いっぱいの努力をして、乗りきっていかれることも祈っています。


2011.01.30 Sunday 22:08 | comments(0) | trackbacks(0) | 

後期試験だ・・

 私は後期は講義科目をもっていないので、試験を出すことはないです。


大学中の学生がざわざわしています。


大学生で唯一の関門ですから。
今は大学の先生しているので、自分の講義や研究室では理由を考えろとか、原理にもどれとか、いっていますが、とても学生にはあかせませんが、私は大学時代は人間コピー機となって試験をのりきっていました。

有機化学なぞ、メチル基をエチル基にひとつ変えられたり、SをNにされたら、全く応用がきかない状態でした。生化学も、例えば、TCA回路とかは、円の左右がいれかわるともう駄目だとか・・・極めつけの薬剤学は、投与量が倍になると、この数字は4倍になるとかという具合で・・・その根拠もわからず、ひたすら頭にコピーして、試験の時間が最大瞬間風速になるように設定して一挙に吐き出す・・そして、10時間後には何も覚えていない、という4年間でした。

その調子で国家試験も乗り切り、その後受けた試験といえば、博士の入試は、ここにははっきり書けないけど大丈夫でした。次に受けた筆記試験は、医療薬学会の認定薬剤師の試験でしょうか。これは英語の比率が高いことと、明確に試験範囲が決まっていなかったので、人間コピー機には至りませんでした。

今でも試験の夢をみて、うなされます。

現役の学生は大変でしょうが、大学の先生になった人でも学生の時はこんなものだったと思って、乗り切ってください。
(大学の先生が皆、これほどひどいわけでないです。私だけです)


2011.01.28 Friday 22:11 | comments(2) | trackbacks(0) | 

shati と piccolo

今、 私の研究内容の中心となっている2つのタンパクです。



両方とも覚せい剤を連続投与したマウスの側坐核という部分で著しく増加しています。

脳のことを専門にされている方は以下の論文をご覧ください。

J Neurosci. 2007 ;27(28):7604-15.
Mol Psychiatry
. 2008 13(4):349, 451-63.
J Neurochem
. 2008 ;107(6):1697-708.
Neurochem Int
. 2010 ;56(1):77-83.
Neuroreport. 2010 ;21(18):1177-81.
(リンクすると著作権に触れると思うので、リンクしていません。電子ジャーナルにアクセスできず、原文を見たいといってくださる方は、コメントにメールアドレスを入れてください。←この時は、絶対に公開しませんので)


piccolo は、もともとは糖尿病の研究をしているグループが膵臓でインシュリンの分泌を調節するタンパクとして報告していました。名前がかわいいですが、presynaptic cytomatrix protein の略であって、分子の形が楽器のピッコロに似ているわけでないです。脳での機能を見つけたのは私たちが最初でした。薬物依存を抑制する機能があるようです。またドパミントランスポーターが不活性化されるのをキャンセルする作用があります。そのメカニズムにドパミントランスポーターの内在化を抑制することをつきとめ、分子機能的に、おもしろいもので、薬物依存とは異なった切り口で研究を進めているところです。超巨大分子のためクローニングができず、やや、撤退気味だったのですが、大うつ病、双極性障害の患者さんで、遺伝子変異があることが大規模試験で報告され、私たちも、再度、見直しています。

shati は全く新規の分子として釣り上げてきました。私たちが分子名を登録した後で、他のグループが同じ分子をN−アセチルトランスフェラーゼ8として登録しました。私たちがクレジットしたものが、なぜか、アミノ酸3つ短く、今は、N−アセチルトランスフェラーゼ8と呼ぶことにしています。
この分子も薬物依存を抑制します。ドパミントランスポーターの機能も調節します。
もっと、おもしろいのは、この分子は、がんと関係する炎症性サイトカインや神経栄養因子の産生とリンクしています。

今日は、今、私が取り組んでいる研究内容の紹介でした・・



私は今1年生の担任をしていますが、今週になって10人以上が公欠届に印鑑をとりにきました。皆、インフルエンザとのことです。1年生は初めての進級をかけての試験前で、気をもんでいることでしょう。お大事に。
そんな1年生に、飴をすすめています。
2011.01.27 Thursday 21:04 | comments(0) | trackbacks(0) | 

人生で同時には1つのことしか選べない

 どんな人も、それぞれ岐路、決断の時があったでしょう。


高校までは、偏差値や地域、さらには、自分で意識していなくとも親御さんの意向も大きいでしょう。

就職は、人生で最初の大きな岐路かもしれません。


最初にいっておくと・・就職を決めるのは本人です。


それでも相談を受けた時は、自分の希望が通るのは1つだけにして探さないといけない・・と、私はいうことにしています。



企業志望だったら、

研究職を希望するなら、地域や会社の規模や業種(薬品、化学、食品、化粧品・・・等)わがままは言えない。

出身県に帰りたいなら、研究でも品質管理でもOKで探さないと難しい。さらには、企業にこだわらず病院や公務員も考えなさい。

大きな会社に行きたいなら、職種は何でもOKで探さないと駄目でしょう。




病院志望だったら、

病床数の大きな病院で多くの疾患にあたりたいなら、地元に帰れなくともよいとしないと難しいでしょう。


常勤職にこだわるなら、服薬管理指導体制が十分でない病院でも我慢しなければならないよ。


研究もする薬剤師を狙うなら、常勤職での就職は難しい。


土日完全休みを狙うなら、それほど責任のある、いいかえるとおもしろいところはあきらめたほうがいい。

と、いうようにです。



それはいいかえると私たち大学教員や研究者も同じで、


地域にこだわるなら、研究体制にこだわってはいけない。


研究できるところに勤めたいなら、地域はどこでもOKにしないといけない。



と、いう具合です。


こんなことを言い出したのは、この数日、県外からの来客が多く、皆が、

”空が暗い、うつになりそう、雪が多く大変、”と、いい、次に

”よく、こんなところでやっているねえ” ”住めば都だしねえ”


と、いいます。
(住めば都は、決してほめ言葉でないからね)


私も人の子だから、年老いていく両親のことや、幼少期に刷り込まれた味覚などを考え、また自分の出身大学の卒業生が多い地域を考えると、関西や東海地域のほうが暮らしやすかったでしょう。それよりも、私は、”あれもしたい”  ”この研究もしたい” ”自分なら研究室をこう運営したい”  ”学生にこんなことを教えたい” と思いながら、毎日過ごすより、自分のやりたいことができる可能性が高いところ、自分のキャリアが行かせる可能性が高いところで独立したいという気持ちが強く今の大学にきました。

今のところ、のびのびと、自由にさせていただいているので、この空の暗い地域に暮らすことに不満はないです。研究室に1つ1ついろんなものが増え、学生が増え、次のプロジェクトを考え、それが今はたまらなく楽しい。
事前実習やOSCEのころは、体がつらく、意識が飛びそうになっていたけど、その3カ月以外は、満足してやっていけているから、今のところ自分の選択に後悔はないです。



昨日、今日木立の雪をみていて、ふと思いました。
自分の選択の優先順位を考えてみませんか。就職活動のまえに、


窓の外の樹氷(じゃない、樹雪です)。






昨日も雪が降っている時、すごくきれいだね・・・雪が降って、風がないときじゃないと、こうならないねえ・・・と、話していたけど、雪がやんだら、すぐになくなっていました。今日は雪が降っている間に写真にしました。


富山にくる前は、こんな光景はスキー場か写真だけのものでした。





2011.01.26 Wednesday 21:45 | comments(0) | trackbacks(0) | 

学位審査 -修士と博士の修了認定-

 私が所属している大学の大学院でも、修士と博士の学位審査がはじまっています。


修士について
査読のある学術雑誌への受理論文は必要ないので、ネガティブデーターや矛盾があるデーターでもよいので、日本語で長々と書いて、内容をまとめます。イントロダクションやディスカッションもそれほど厳密には求められません。私の知っている限りでは、日本語でまとめたものを大学へ提出し、10分くらいの発表会で内容を話し、副査の先生が納得すればOKとなります。

私が今までいた大学は、主査は自分の研究室の教授、副査は学務が割り振りました。今いる大学は、主査の先生から副査の依頼を受けます。今までの大学では、教授しか副査になれませんでしたが、今いる大学は准教教授でもOKです。昨年、はじめて修士論文の副査をしましたが、皆、しっかりしていて感心したものです。

自分を振り返った時、
修士論文の副査は、学務が適当に割り振ったので、2名のうち1名は、ずいぶん異なる専門分野の先生で、お互い苦笑いでした。発表会さえこなせば、特に、査問システムもなかったので、副査の先生への印象は残ってないですが、お名前は覚えています。
修士の時は、私は他大学に出向していて、そちらの先生に、細かく直していただきましたが、11月のニューロサイエンスミーティングの行き帰りの飛行機でチェックしたいから、それまでに持ってきて・・と、いわれ、持っていけず、ひどく怒られました。12月1日に持って行き、年内には仕上がっていました。すでに、同じ内容で学会発表していて、その時のスライド(ブルースライドでした)もあったので、1月末の発表会、2月初めの修論提出の時は、次の実験をしていて、他の人のように大変な徹夜をしたという記憶はありません。

このように修士論文は学内の他研究室の教授に見ていただくので、スタッフになってからは、自分の研究室の学生の論文について内容や様式も丁寧に校正します。
私が助手をしていた研究室では、修士の間に学会発表を1回するかどうかだったので、修論発表会が、はじめての発表であり、スライド作成で、研究のことで文章を書くのも初めてという学生ばかりでした。皆、締め切りまで、きりぎりに私のところに持ってきます。私が徹夜で見ないと教授に見てもらう時間がない状態で持ってきます。夜11時ごろ持ってきて、自分は帰宅したり、バイト行って、私が研究室に泊って朝までに見ておくと、翌日も同じことをして・・・・翌朝に添削終了していないと、”早く、見てください”と、いう・・このようなことが毎年繰り返されていました。修論だけでは、投稿論文には不足があるので、追加実験しなければならず、しかし、修論が終われば学生は、研究室に全く来なくなり・・どんなに苦労して修論見ても、助手の私には何も残らず、年々、ストレスは大きくなったものです。正直なところ、30歳前後の私は、大学にこれ以上いてもなあ・・と、思ったものです。

博士について
博士は、査読のある学術雑誌への公表・受理論文が必要です。多くの大学では英文2報が平均でないでしょうか。逆に、2報あれば、審査の副査も認めざるえないというのが日本の現実です。海外では、きちんと質問に対応できないと駄目で、本当に博士の学生授与に適当か否かの審査を受けなければならず、論文の有無は2次的なものと聞いたことがあります。日本では、そこまで審査会は力を持っていないように思います。よほど、よほど、発表会での受け答えがひどくない限りは、まず、合格します。論文を他人に書いてもらっていると受け答えができなく、周囲が、うーんとなることもあります。レポートで許しもらったりした人も聞いたことがあります。

自分のことを振り返ると、
副査は、教授が所属している派閥の中で、研究内容を理解してくれている人の名前を教授から挙げられ、その方にしました。1名は、私が大学院修了3年後に、ある事件をおこされ大学を離れられました。副査の先生が、このようになられるのは、少しだけ悲しかったです。私が大学院生をした大学(准教授をした大学と同じ)がたまたまかもしれませんが、同じ研究室の院生だと副査になられる先生は大体同じ方になるようでした。専門分野の関係もあるでしょうが、もちつもたれつ、のようなところもあるのでしょう。


今、学位を授与する立場になり、
最近、博士課程修了者が就職難となっていることを考えると、学位審査を厳格にして、力のある博士を出していかないと大学院不要論が出てきそうです。人のことをいえるほどの能力はないですが、プロとしてやっていける博士を出していかねばと思います。それは研究能力と人間性の両方でです。博士をもった人がポスドクとなり、なかなかポジションが取れないのも、在学中の鍛えられ方が足らないのかも・・と、思ったりします。私の時代の教授と違い、今の教授の中には、叱ることや学生を鍛えることは疲れるから・・と、いって避ける方もいます。そんな教授の研究室のほうが、人気があったりするのですが、大学院生も考えないといけないと思いますし、たとえ、怖い先生の研究室でなくとも良い仕事はできると思いますから、自分次第です。
視野を広く、いろんなところを見ていくことが大切なことは大学院生に限ったことでないですが、私もがんばろう、と、思います。
2011.01.25 Tuesday 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) | 

朋あり遠方より来る、亦楽しからずや

 大学時代の友人が訪ねてくれました。


今は社員30名の会社を経営しています。たくましいなあ。。と、思いました。



薬学部を卒業すると、同級生の多くは、”薬”の字のつく業界にいて、時には利害関係があると思われる可能性があることもあります。私は、ずっと公務員、特に前職時は大学病院薬剤部で、表向きは新規採用薬品の選定にも関与していたので、同級生といえども、疑惑をもたれない慎重なお付き合いをしざるえなかったです。今、薬学部に移って気楽な関係となり、楽しいものです。


朝6時前には何があっても目が覚めることを認め合いました。
20年前は朝8時40分からの講義に行くのが大変だったのにね。


同級生の近況の情報も交換しました。皆、社会の最前線にいて、子供もまだ10歳代で、なかなか会うこともできませんが、元気にがんばっていて欲しいです。

皆が一線を退くころ、頻繁に会うようになるのだろうなあ・・・と、思いました。

今日の彼は、富山に会社の営業所があるとのことなので、これからもたまに会えるといいなあ。
2011.01.25 Tuesday 23:42 | comments(0) | trackbacks(0) | 

新卒入社 TOEIC 730点 以上

 武田薬品工業が、このように公表されたとのことです。


TOEIC 730点が入社試験を受ける最低条件としたら、本当に入社する人は800点近くになるのだろう。ネット記事だけではよく分からないけど、これは職種問わない条件なのだろうか。


本当かどうかは別として、ある製薬会社の研究所方から、”研究所としては、必ずしも英語が出来る人が必要でないけど、英語が出来る人は、それなりに努力している人が多い、TOEICを受けてスコアが出せるということは、就職に対しても気持の準備ができていることだから”  と、お聞きしたことがあります。730点は、そのあたりの意味も含めて設定したのかもしれません。


製薬企業への就職希望者が多い薬学部では、これを例として、TOEIC受験が奨励されることになるでしょう。 TOEICスコアが高いだけの仕事をする責任が入社と同時に課されるのは大変なことでないでしょうか。


大学院時代の友人、私が助手だった時の学生の中に何人もが、国際開発等海外勤務している。皆、そんなに英語が出来たわけでないけど、今、それなりに仕事しているから、OTJで何とかなると感じていたけど、やはり最初から、英語だけは出来る人を採用したいということなのでしょうか。

私のTOEICのスコアはここには書けません(笑)。
2011.01.23 Sunday 22:36 | comments(0) | trackbacks(0) | 

女性が大学で残っていくこと・・

 は、やはり大変だ・・と、思ったことがこの数日、色々と・・・


あったとしても、私は、すでに教授になってしまっているので、適当にあしらえるけど、女性のポスドクや若い教員だったら、考えようによったら心が折れるだろうなあ・・・と、感じました。


いろんなことがあるから、社会一般では、何かと難しいことがあるのも私も多少は分かっているつもり。でも、ここは大学。せめて、不用意な発言をしないよう構成員は気をつけるべきと思います。ましてや相手は、学生です。大学は学生あってのものであって、公務員が給料をもらうための機関でないです。

私個人としては、色々、怒りを感じているけど、同じ組織のヒトをこのようなネットの場で非難しないのも、大学人としてルールだから、今日のところは抑えておきます。
もう少し時間がたったら、個人を特定しないように、書きます。そのころには怒りが収まっているのだろうな・・・まあ、その程度に怒りです。

今日は査読が2報・・・あと、一報は後にしよう。
2011.01.23 Sunday 17:11 | comments(0) | trackbacks(0) | 

踏んだり けったり

 厄日の特異日のような週末。


土曜日午前、マウスの扱いを3年生に教えていると・・・

准教授が、やってきて

”動物実験施設の行動実験している部屋が浸水していて、今、水の除去中です”


水のノズルがはずれていたとのことで、水びたし。行動実験の装置で、コンピューターもあったけど、間一髪で、非難させることが出来たとのこと。


施設職員、いっしょに部屋を使用している研究室のスタッフ等で対応して、何とか、実験可能になったとのこと・・・・・。連続して毎日しなければならない実験をしているので、准教授は土曜日も夜遅くまでかかった模様。私も手伝いに行きたかったけど、自分の研究室でマウスにさわっていたので、感染問題を起こさないために清潔度の高い施設内には入れなかったので、ごめんね。


そうこうしているうち、学生が、”電子レンジから煙でています・・”とのこと。
アガロースゲルを溶かすのに実験使用専用の電子レンジがあって、それも研究室が出来た去年の4月に買ったのに、それから煙が・・・・・・・・・・・。そして、気分が悪くなるような、すごい臭い・・・・・。実験室は基本は窓をあけないけど、今回は開けて換気です。外の空気は冷たい・・・。
ただ、有害な煙で誰も喉をいためたり、体調に響くことがなくてよかったです。


研究って、こんなトラブルも含めて、いろいろあります。
2011.01.23 Sunday 12:55 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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