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研究室がしんどいなあ・・・って、思ったその時に

 
春から研究室に入った学部生、大学院生デビューした修士1年、就職内定した修士2年、内定していない修士2年、ドクターで論文めどがたっている、薬学部だと実務実習終了して、国試まで余裕のある今の時期、研究室がうざいなあ・・と、思いはじめていないでしょうか。ゴールデンウィークでリフレッシュしたつもりだったけど、何となく、心が鉛色。 夏休みまでは、まだ少しある。
気持ちがどんよりしませんか。


そんな時は、平日1日、風邪ひいたことにして休みます。細胞が気になったり、マウスが気になるようだと、休まないほうがいいです。そのあたりも準備万端にして、計画的に風邪ひき休みにします。


平日に映画に行くとか、ショッピングセンター行くとか、ジム行くとか、ドライブするとか・・。休日とちがって、すいていて、快適です。
決して、うしろめたさを感じてはいけません。

いつもより早い時間においしいものを作る、または、外食します。
飲む人なら少しのお酒、飲まないならデザートも・・・



彼氏か彼女が、この業界の人でないなら、自分のやっている研究のすばらしさ、学会発表や論文執筆していることを語ります。  この業界の人なら、休んだこともいわないほうがいいでしょう。



夜、いつも見ることができない2時間ドラマも堪能します。お風呂好きなら、ゆったり入浴です。


ここまでして、うん、ちょっとは実験が恋しいと思えば、それで翌日からがんばる。思えなければ、もう1日休む。

普通に面倒みてもらえている研究室なら、3日休めば、実験が恋しくなるはず・・・。
ならないなら、研究室は卒業や学位取得の手段とドライに考えて、自分が得ることができることを吸収する場と割り切る・・・そうすれば、研究室がうざくなることはないです。



理系で研究室配属されたら、生活が研究一辺倒になるけど、それが人生のすべてではないので、良くとも悪くとも思い悩むのは、時間がもったいないと思います。




いや、自分の研究室の学生がこれを見たら、反論されそうですが・・
今日は、韓国の国際学会と、学内の先生が主催される国際学会へ演題を出し、さらに参加登録していて、ばたばたでした。学会参加費をクレカで支払うのが、受け付けてくれず、頭に血がのぼりそうでした。
誕生して、1年の私の研究室も、いよいよ修士1年生が国際学会デビューです。はじめてパスポートをもって、海外に行く学生が、それなりにきちんとした英語を書いてきて、頼もしい。
研究室って、こうやって、毎月、イベントあるから、飽きないかと。

来月はソフトボール、その次は院試・・・。研究室旅行もあったし。すべてイベントととらえて、10年後の自分をイメージする。


そして、テレビで、がははと笑い、好きな音楽聞いて、寝る。


研究室だけでなく、自分の気持ちをを持たせる癖をつけておくと、後の人生楽しいと思うな。

私も、あまり気持ちの強いほうでないから、気をつけるようにしています。
ときどき、風邪で休んでます。



2011.05.30 Monday 21:55 | comments(7) | trackbacks(0) | 

研究室の改装工事・・

 朝8時半から研究室にきています。


書類仕事が色々とあること、講義の準備もあるのですが、一番の目的は、昨日、本日と研究室の改装工事があるので、在室しています。


他のスタッフと立会いについて、当番を割り振りしていなかったのですが、他の教員が本日は来ていないので、私が来ておいてよかったです。


今回の工事は、動物実験を実施するために、より正確なデータを出す、他の研究室に迷惑をかけない、動物の愛護の観点から、そして学生の安全確保の観点から、環境整備を目的としています。


このような研究室内の整備、改装も各研究室がそれぞれ行います。大学の施設係の事務職の方と何度も打ち合わせをして、さらに費用も研究室持ちです。


こんな費用も研究室がそれぞれ負担しているって、学生は知らないだろうな。
ちなみに、今度、窓に網戸いれるけど、それも、研究室負担で、1枚2万7000円です。

昨日、本日の改装は、壁を新たに作ったり、そのためにエアコンを新設したり、ダクトを屋上まで通したので、ここには書けないようなすごい金額がかかりそうです(少なくとも、私の感覚で、です。)。私もびっくりしましたが、上に書いたようにより良い環境で研究活動を行うためにがんばりました。


これで、今よりよい研究を実施していけます。

それぞれの研究室の状況以外でも、
この大学は、共同使用できる研究センター(動物実験、遺伝子、RI)や図書館は薬学部としては随分充実していて、私たちのような生物系の研究者にとっては、大変良い環境を提供されていると思います。

学生は、ここしか知らないと、当たり前と思っているかもしれないけど、研究しやすい環境の提供を受けていると思います。それは、教員も同じで、教授の私もそう思うし、助教や准教授も随分恵まれていると感じています。



研究室にかざっていただいているお花です。









いやあ、癒されます。
2011.05.29 Sunday 11:55 | comments(0) | trackbacks(0) | 

PNP で、学生に接すること

 薬学部では、国立より私立大学の先生のほうが、よく口にされると思います。

【学生には、PNPで接しなければならないよ、OO先生の言い方は、先にNがきてよくないよ】


私も最初は、??でしたが、これは、positive、negative、positive の略です。


例えば、事前実習で、散剤の調剤をした学生に対して

「ちゃんと処方せん通りの薬が選べたね。よかったよ」

「でもね、10%含有のものを成分量2g必要だから、トータルで20gはかればいいのだから、200gは多いね」

「でも、まちがったなりに、100gまでの秤で200gを工夫して測ろうとしたとこは、すごいよ」


と、いわねばなりません。

私というか、私の周囲の先生たちなら、



「なんで、2gの10倍が20gくらいの計算ができないの」「秤ではかれないなら、何かまちがってると思わないのが、おかしいのよ。」

と、NNNで終わってしまうと思うのです。


研究室でも、学生のよいところを見つけようと、いつもしていますが、リサーチゼミでは、

「信用できる数字が出せなければ、何もしていないのと一緒、それ以下」

と、つい、口にしてしまいます。



過去に研究室にいた学生の中には、

「自分は打たれ弱いから、誉めて育ててほしい」

と、自分からいってきた学生もいます。


私自身、自分を否定されたり、怒られるのは嫌だったのですが、愛情を持って、叱ってもらえていたのだと思うこのごろです。
2011.05.27 Friday 22:29 | comments(0) | trackbacks(0) | 

富山のじめじめ感

[ 富山 ]
 私の富山大への赴任が決まったときに、

『北陸では、畳からキノコがはえる』  『押し入れに入れておいた布団にすぐにカビがはえる』 『空がいつも曇っていて、青空がなく、気持ちが憂鬱になる』 『洋服にすぐにカビがいく』


と、送別会のスピーチでいわれました。
当時は、これじゃあ、お祝いの言葉になっていない・・・と、感じたものです。

名古屋にいたとき、冬は、乾燥が激しく、そろそろ、肌スチーマーを買おうかと思っていたところ、富山にきて、空気が乾燥していないので、何もしなくともお肌の調子は、しっとりとよい感じです。


畳からキノコはえたり、洋服や布団にカビがはえたりもしないので、大丈夫です。


ただ、室内で洗濯物を乾かすのに、除湿機が大活躍です。雪が積もっていない季節なら、洗濯物は外に干しておけば十分なのですが、雨の休日に洗濯したいときは、除湿機で乾かさないと、なかなか乾きません。でも、同じ除湿機を京都の実家でも使っていたから、特に北陸だから・・と、いうことではでしょう。


太平洋側に住んでいる人は、北陸のイメージを悪く持っている人が多いですが、まったく大丈夫です。



2011.05.26 Thursday 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) | 

最先端・次世代研究支援プログラムの情報発信用ブログを立ち上げました

 こころの病気を探究する・・・・というタイトルのブログをタイトルのブログを立ち上げました。



もちろん所属大学のWebサイトはあるのですが、Webはこまめに内容を入れ替えるのが大変なので、毎日でも情報発信できるブログを作りました。
(実は、大学の研究室Webは私のパートナーが作成・管理しているので、私は内容の更新が自分では出来ないのよ・・とほほ)


国民の税金を使わせていただき研究しているのですから、その内容、購入した機械、参加した学会の紹介を通じて、研究を身近に感じていただければと思っています。


さらに、『こころの病気』の研究を行い、まだ分かっていないことを解き明かし、人類のお役に立っていきたいです。


これからは、研究関連はそちらのブログに集約して、こちらのブログは、薬学部のこと、研究室のおもしろいこと、実務実習や共用試験、富山のおいしいもの、たまに、愚痴・・・を書いていきます。
学生にとっては、先生が普段何を考え、何をしているかも興味あるでしょうし、また一般の方や中高生には、薬学部の先生をもっと身近に感じていただけるよう、これからも、記事を書いていきます。

どうぞ、これからも、よろしくお願いします。



いきなり食べ物ですが、昨日の東京出張の時に食べた駅弁です。
越後湯沢の駅で買った いくら弁当です。
駅弁は、ご飯が堅いので、あまり好きでないのですが、これは、おいしかったです。
いくらもだけど、たらこもおいしかったです。某東海道新幹線の駅で買った いくら弁当が恐ろしくまずかったので、これも期待していなかったのですが、これはよいです。1000円ですが、私は、これだけではお腹いっぱいにならないかな。





それと、淡路島の学会のレセプションでの、淡路人形浄瑠璃です。


日本の伝統芸能の技はすばらしいと思います。
また、日本語解説を英語に訳してられたのですが、そっか、英語でそういうのかあ・・・と、勉強になりました。

2011.05.25 Wednesday 22:28 | comments(0) | trackbacks(0) | 

研究成果の発信 大学の先生は何やってるの?

 小学校の先生から、出前授業について、問い合わせをいただきました。



薬学の先生は薬のことを何でも知っているという前提でいらっしゃるので、冷や汗です。
そういえば、高校の時に化学を習った先生も、薬学部に進学したら、化学のこと何でも勉強するといってられたような・・・


小学校で薬学部の先生がお話しする定番は、鉄剤と緑茶の話しと、沈殿を見せることなのですが、これも、実際的でないので、気がすすみません。  あっ、実際的でないというのは、鉄剤を緑茶で飲むことをすすめないけど、決して0にはならないし、ドクターの多くも大丈夫といっているというような範囲です。


私の専門分野として、マウスの気持ちをはかる方法あたりで・・と、思っています
マウスとラットとネズミとモルモットは何がちがうか、自分も22歳まで知らなかったので、これも手ごわいかも。


このように自分の次の世代に自分知識や情報を伝えること以外にも税金で研究させていただいていますので、研究者には、一般の国民への情報発信の義務があります。



大学の研究室のHPが最も一般的です。
私も自分の研究室のHPに研究成果を掲載しています。

国から研究費をいただいた時は、所属研究機関が情報発信の義務を負います。
そのことを事務の方に尋ねました。個人でブログやツイッターで情報発信するようにとのことです。大学が研究者をサポートする体制は、どのような基準で決まっているのだろうと、改めて思いました。大学ごとの判断のようです。


いずれにしても、このブログ以外に、自分個人で研究内容の情報発信のためのブログを立ち上げなければなりません・・・・・・立ち上げたら、このブログでも紹介するので、よろしくお願いします。
2011.05.24 Tuesday 20:38 | comments(0) | trackbacks(0) | 

お台場 って、楽しい。まるでお上りさんです

 


第33回日本生物学的精神医学会
 に来ました。 会場は、グランパシフィック LE DAIBA です。



昨夜、打ち合わせが9時くらいに終わり、その後、周囲をうろうろ。


アクアシティお台場は、お店が多くって、富山で苦労している靴やカバンも自分の趣味のものがあって、テンションあがりました。食事もしましたが、お店が多く、きょろきょろ。


テレビでいつも見るフジテレビの社屋も目の前にあります。サザエさんファンの私としては、また改めて見学に行きたいと思った次第です。



ホテルの窓からの光景です。グランパシフィックは、設備は少し古いけど、東京でこの値段なのに、部屋が広くって、アメニティも充実しているし、ホテルのショップの良くって、また、遊びとリラックスに来たいな。


タワーがみえます。カメラ技術が欲しい。



今から浜松町、慶応大薬学部でOSCE説明会です。
昨夜、色々と仕事していたら、まったく眠れず、説明会で寝ないか、心配です。

2011.05.22 Sunday 09:53 | comments(0) | trackbacks(0) | 

薬学部実務実習2年目が始まって1週間!

 まったく初めてだった昨年と違って、穏やかに開始されています。
振り返れば、昨年も、私の周囲では、それほど大きなトラブルは起こっていないのですが、日本中、非常に神経質になっていました。


ある私立大学の先生は24時間体制で当番をしていたり・・・・


大学や教員は2年目であっても、学生にとっては、初めてのこと・・・
処方せん枚数を聞いている限りでは、それほどハードでないところでも、学生からの感想は目が回るほど忙しい・・・であり、また、足がむくんで大変だ。。であったり、大きな病院の門前薬局では、泣く時間がないほど忙しいだったり・・・・


でも、楽しい、おもしろい、と、いっている学生もあり、まだ慣れていないから・・と、いう学生もありです。


色々と多くの経験をしてきてほしいです。
病院も今のところ、順調に進んでいるもようです。


今週末は23年度OSCEの説明会です(説明会を受けるのは、大学の教員です)。








事務補佐の方が、毎朝、お花を飾ってくれます。研究室に毎日お花がある風景って、思っていた以上に心安らぐものです。
私って、何か忘れて今まできてしまったような心境になっています。
2011.05.20 Friday 22:26 | comments(0) | trackbacks(0) | 

シーサイドホテル舞子ヴィラ

 今回の淡路島の学会での宿泊場所です。


バスで明石大橋をわたって、毎日15分500円で会場まで通います。


このホテルは、私の記憶が正しければ舞子ヴィラホテルといったように思います。


大学はいってすぐの夏に高校の時の友人と泊まった記憶があります。



そのときは、こんな立派なリゾートホテルでなく、今は緑風館といっている旧館だけのように思います。


来てから、記憶がよみがえってきました。
こんな記憶を何というのだろう。




玄関入ったところです。
ガーデンパーティもできて、結婚式には海を臨んでいて、とっても素敵そうです。
2011.05.17 Tuesday 23:25 | comments(0) | trackbacks(0) | 

淡路島の国際学会と実務実習1日目

 昨日に引き続き、淡路島にて国際学会です。






総勢200人ほどの学会です。
国際学会であるものの日本で開催されているので、準公式語は日本語のはず・・・今回、発表する日本人の英語が非常に流暢で・・・いや、いつも行く神経系の学会の英語が下手ということをいっているわけでないが、私の同類に近い(ごめんなさい)程度の英語もたまには、と、いうことなく皆、すごく流暢。明日の自分の発表が不安です。



舞子ホテルからの夜の明石大橋。ガラス越しなのでいまいち。




同じ場所から朝の写真。




淡路夢舞台国際会議場から。



富山にいて、毎日、日本海を見ているわけでないけで、いわゆ日本海側の気候の中で生活して1年半。遠いところに高い山並みがいつでも見える環境です。


同じ山のある光景でも、岐阜のように近くに山がある生活も経験したことがある。
京都の穏やかな山々の盆地で生活したこともある。


海を見て育つ、日本海を見て育つ、瀬戸内海を見て育つ、太平洋をみて育つ

山をみて育つ、近い穏やかな山、遠い険しい山・・


それぞれの光景・・生まれたときから存在するからどうとも思わないけど、それぞれの人のある部分を支配しているように思いました。
そんな人間だけにしかない感情をつかさどるものについて、しってみたいな。



これは、ウエスティン淡路のフロント前の椅子。





今日から、実務実習がはじまっています。
今のところトラブルの連絡はありません。実習先のいくつかの病院薬剤部からは、”みんな、がんばっていますよ” との連絡がありました。はじめてのことばかりで大変と思うけど、いっぱい教えていただき、学んできてください。


明日は自分の発表とレセプションがあります。
免疫や炎症や癌のことを専門にしている人にとって、私の研究はどのように受け止めれらるか楽しみです。レセプションは浄瑠璃があるとのこと。楽しみです。


あいかわず、食べてばかりみたいに思わるけど、国際学会なので昼食、夕食がついています。その玉ねぎのおいしいこと・・玉ねぎサラダに、玉ねぎドレッシグをかけるとすごく美味しいです。玉ねぎドレッシングは、すりおろし玉ねぎに酢を和えた感じです。買って帰りたいなと、ホテルのショップを見ていますが、同じ物はないようで残念です。


2011.05.16 Monday 23:12 | comments(0) | trackbacks(3) | 
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