研究室にきて実験するコースと大学見学するツアーコース2つがあります。
実験コースでは、私たちの研究室では、マウスに投与したとき、効果が人間の目で見れるような事象をテーマにしています。
いつになっても、今日こられた高校生とどこかでおめにかかれたらいいなあと、思っています。
女性教授奮闘記 from Toyama薬学部で神経系の研究をしています。富山で研究室運営中の女性教授の毎日です。
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オープンキャンパス
[ 研究活動(日々のこと) ]
海の日との3連休中ですが、そのなか日が例年オープンキャンパスです。
研究室にきて実験するコースと大学見学するツアーコース2つがあります。 実験コースでは、私たちの研究室では、マウスに投与したとき、効果が人間の目で見れるような事象をテーマにしています。 いつになっても、今日こられた高校生とどこかでおめにかかれたらいいなあと、思っています。
JSPSの2国間交流事業
[ 大学教員の仕事 ]
日曜日も終わりつつあります。
JSPSの2国間共同研究の申請書の段取りをするために自宅で、やはり書類作業をしています。 すでに共同研究をしている方との申請だし、今年も来日される海外の方なので、作業はスムーズです。
ところで、それに採択された場合、海外のほうは年間4,000万円で、それが3年間が上限になっています。1億2,000万円!なので、大型グラントといってもいいと思います。先方から、誘ってきたのですが、Let's get money!! となっていて、それほど大型という感じの表現でなかったので、公募書類をみて、ややびっくりしました。先方は、平素はドイツ語をつかっていて、もちろん、私とのやりとりは、英語なので、そのあたりの興奮具合をメールで理解しあえてないのかな・・・・と、思ったり、海外は自分やポスドクの給料も、光熱費はもちろん、研究室の家賃も研究費から払うから、これくらいの額も、まあ、普通・・ととらえているのかもしれません。一方、一方ですよ、共同申請をして、採択をされても、私の日本側は、年間200万円最大の、最長2年とのこと・・。お互いが訪問する時は、飛行機代は訪問者側の負担で、滞在費は受け入れ国の負担で、しかも、日本側は予算の半分は旅費とすること・・となっていて、研究費として使える額は、日本側は最大年間100万円です。4,000万円と比べると、驚愕ですが、でも、海外の方と私を含め研究室のスタッフや学生がやりとりするのは楽しいし、ご縁ですし、財産なので、採択されるといいな・・と、思っています。
さらに、相手側の研究者(女性で3名の子供を育てつつ、Nature とかIF10超えの論文もだしているのは、本当にタフです)は、来週から、2週間の夏休みとのことです。ふう・・・・。休むことに臆病な私も何とかしなかればと思う次第です。
ソウルでは、会議等が多く、帰国後は心が少し疲れていたのか、本日は朝8時まで寝てしまいました。本当に久しぶりに、パートナーと喫茶店でモーニングして、新湊へ、お刺身の買出しにいきました。きっときっと市場で、魚をさばいてもらい、今夜は、赤鯛とこちのお刺身でした。ほっとできました。午後からは、クーラーを強めにかけた部屋で、書き仕事です。
新湊で、昨年の冬に網にかかった、ダイオウイカ(大王烏賊、学名: Architeuthis dux)です。
蛍光灯の光がはいってしまって・・・
今回の学会で・・ポスドク問題再考
[ 雑感 ]
学会会場のある地下鉄の駅にあるオブジェです。
今回の学会で、多くの知り合いと、立ち話をしました。多くの方が、研究が楽しくて・・やりたいことが湧き出てくる・・と、いってられて、うらやましく感じました。私も、研究が楽しいことは間違いないのですが、あれをやるには、あの機械がないし。。あれを買う余裕がないし、あのテクニックは、学部生にマスターさせるには大変だし、だからといってスタッフは家庭があるから、共同研究先への長期滞在は嫌がるだろうし・・・などと、ストレートにやりたいことを口にできないときがあります。教授になれば、やりたいことがやれると思ってたけど、100%ではないなあ・・と、思うこのごろです。でも、私の研究環境は、日本の中では、随分、恵まれているようです。
少しだけ、元気そうでない人、落ち込んでいる人もいて・・・ 多くがポスドクの方でした。ポスドクで、がんばって業績をあげれば、パーマネントポジションがとれる・・と、思っています。でも、なかなか、そう単純でもないようです。女性でポスドクをしていて、その間に出産があって、更新されなかった例、ポスドクの最中にパーマネントの話があったのを、ポスドク雇用者へ義理立てをして断り、最終的にポストがなく困っている人、一番、よく聞いたのは、ポスドクの自分より、同じラボ内のパーマネント助教や准教授の怠惰を非難する声でした。他人を非難するのは良くないよ・・と、私は対応したのですが。
私が30歳前後だった時に、医学部の臨床実習をアメリカでしている日本の医学部生と食事をする機会がありました。その時に、アメリカ人は、レジデントのころは早朝から深夜まで働くけど、テニュアのポストがとれたら、そんなにガツガツ仕事しないから、人生全体をそうやってバランスをとっているんだよね・・と、いっていたのを思いだし、日本もそうなったのかなあ・・と、感じました。
研究者という仕事も、日本では、岐路になっていることを感じました。
ソウルへ行ってきました
[ 研究活動(学会) ]
ソウルへ行って、もどってきました。
土砂降りの日が多く、移動が大変でしたが、いろいろな方と出会って、とても有意義な日々でした。
少し前に、iPad Pro 9.7 と apple pencil を購入したので、今回で、デビュー戦です。
ipadpro 9.7 は apple SIM と SIMフリーの2つのスロットがありました。フリーのほうには、私は、so-net の0SIMいれて、国内では使っています。海外で、空港に到着してすぐにネットが使えるように、apple SIMの接続にチャレンジしました。GigSky とAlways Online の2つの回線が使用可能で、今回は前者をつかいました。7日間で3,000円です。SIMを現地でいれかえたり、SIMのactivation も必要ないので、便利です。でも、学会参加の分には、会場にWifiもとんでいるし、私のように観光をする余裕のない人には、必ずしも必要・・ということもないですが、試せてよかったです。
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