事前学習(臨床前実習)

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    11月2日から12月1週目までが、私たちの担当です。

     

    月曜日から木曜日まで朝から夕方までです。薬系では、事前学習をするための教員が採用され、それなりに大変なのですが、私は助手のときに、分子生物学研究室にいたので、基礎系の研究室の学生実習も同じくらいに大変だと知っています。基礎系のほうが、深さもあるし、きちんとエビデンスにもとづいて説明をしていたように思います。

     

     

    本物の医薬品を扱うこと、また、医薬品が年々変更されること、そして、学生への演習問題は、ある程度、限られた範囲で作成しないといけないこと・・(本当に病院であった症例をもってくると、4年生の学生では、知らない薬が多いこと)。そして、私も医療現場を離れて、7年たつので、状況がどんどん変化していき、それについていけないこと・・・。その対策に、今年は富山県内の薬剤師の先生に講師をお願いしたコマがいくつかありました。

     

    研究室も、教員全員が出払う時間が長く、研究室がからっぽになることも多い時期になります。

    あわせて、共用試験の準備もしているので、朝7時半に大学にいき、夜の帰宅は11時半という日々です。

     

    でもしかし、来年、学生が実務実習に行くと、学生は事前学習は無駄だった・・・などとコメントするので、ちょっとつらいかな。旧課程で臨床前実習がなかったときは、軟膏板と軟膏へらの使い方も、薬袋も、患者にインタビューすることも何も予備知識をもたずに2週間の実習に行っていたので、それと比べるとずいぶん、大学での教育も充実していると思っています。2年後の改訂コアカリからは、まだ、現場では十分にやれないバイタルサインなども、大学で教えることになるので、勉強しなければと思っているところです。

     

     

     

     

     

     

     

     

    いつの間にやら、クリスマスシーズンとなり、今年もあと1月ですね。

    現在、投稿中の論文が1つ、リバイス中の論文が1つ、今年中には通りそうにないので、今年は4報でおわりそうです。来年こそは・・です。

     

     


    慶熙大学でシンポジウムをしてきました

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      7月にもソウルに行きましたので、今年2回目です。

       

      11月は事前学習をしているので、身体的には、かなり厳しいのですが、そこをやりくりして行ってまいりました。

       

      ソウルでも薬学部のランキングが毎年発表され、上位にいることが良い学生を集めるため、研究費を稼ぐのに必要なので、その対策には必死だとのことです。それには、研究の占める割合が高く、いかに優秀な教員を集めるかが大切で、若い教授を多く採用しているようです。今回お会いした感じでは、卒業生の中でPhDコースかポスドクからアメリカやヨーロッパへ10年近く行っていて、CNSクラスの論文のある方を呼び戻しているようです。また、卒業生でなくとも、他大学でバリバリやっている若手研究者を准教授に招聘しているようです。

       

      慶熙大学のキャンパスツアーをしていただきました。

      14学部があるとのことです。

       

       

      これは、正門とかではなく、工事中の建物の外壁です。こんなところも美しい。

       

       

       

      演劇やコンサートができる建物です。この日は、この建物は、一般に貸し出され、芸能人がきていたようです。ヨーロッパにきているようです。

       

       

       

      右側は薬学部

       

      これは、芸術学部とお聞きしました。

       

       

      テニスコートも大勢の観客が入れるようなスタジアム形式になっています

       

       

      大学のフラッグ

       

       

      微笑むライオンが慶熙大学の象徴とのことです

       

       

      事前学習をやっていて、ハードな中でしたが、研究に邁進する方々とご一緒して、自分を見つめなおすことができました。

      私もがんばろう・・と。

       


      恩師の逝去

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        薬学部の4年生の4月から研究室に配属されました。

        その時の教授が亡くなりました。

        85歳です。

         

        私が研究室配属になった時に還暦を迎えてられて、直接、技術や研究のknow how を教えていただいたわけではないけれど、私の人生で初めて接した研究室の長であり、教授でした。その方の采配で、私は、今があります。

         

        教授着任のご挨拶状をお送りした時に、誰よりも早くにお手紙をいただきました。いつもいってられたのは、トップ大学から教授になることに比べて、それ以外の大学出身で教授になるのは難しい・・・私へのお祝いの言葉だろうし、今は、プロモーションで出身大学が問われることはほとんどないと思います。

         

        つい最近、本当にびっくりしたのは、他大学の有機化学の教授に初めてお会いしたと思い、私から名刺を出して、ご挨拶をしたところ、先方が、「僕はあなたのことを知ってますよ。教授になった時に、OO先生(今回亡くなった先生)から、XXさん(私のこと)が教授になったから、よろしく。面倒をみてあげてください」と、7年前に私が教授になった時に連絡があったとのことでした。

         

        研究室の名前は薬剤学でしたが、生化学を専門としていて、いわゆるタンパク精製で神経栄養因子を見つけていき、クローニングが今とは隔世の感があるほど大変だった時に神経系の受容体の単離に成功し、教科書にもその内容はのっているほどです。大学内では、ずばぬけて、研究費があるラボだったと思いますが、マイクロピペットのチップは洗って何度も使い、もちろん、普通のピペットは洗って、滅菌して使っていて、ディズポのチューブもなかったです。4年生で配属されると洗物だけで毎日が過ぎてゆく感じでした。そのような状況で、実質、修士課程からは他の先生の指導を受けたので、研究について直接の指導をいただくことはなかったけれど、恩師であることは間違いありません。

         

         

         

        ご冥福をお祈りしています。


        海外へのお土産

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          海外の方へのお土産って、皆は、どうしているのだろう・・・。

           

          以前は西陣織の、ランチョンマットとか、扇子とかを主にしていましたが、近々、訪問する折には、少し、重厚感のあるものを・・と、思っておりました。

           

          井波の木彫りを見に行ったけど、予算的に厳しく、木彫りやめて、以下の絵にしました。

           

           

           

           

          金沢の金箔なので、厳密には富山のものではないのですが・・これで、立山連峰を描いたものがあれば・・と、思いましたが、鶴にしました。

           

           

           


          楽しいことを考えよう

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            事前学習がはじまっており、1年で最も、教育関係に時間をかける時期です。研究は、自分のペースで組み立てられるけど、講義や実習はその時間に必ず実施しなければならないので、体調管理や準備も余裕をもってやらないといけないので、ナーバスな私としては、心理的な切迫感を感じます。夜の眠りも浅い気がします。

             

            そこで・・・昨日、用事があり、富山の唯一のデパートの大和(だいわ)に行ったときにスタバに寄りました。スタバ・クリスマスマグカップです。

             

             

             

             

             

             

             

            このパッチワーク感が私好みです。

             

             

            スタバは袋も季節でかわるし、毎年、ちがうので、楽しみです。

             

            ときどき、この売り出し戦略をたてる方って、どれくらいの人数で、どのような方がやっているのかなあ・・と、思うときがあります。

             


            卒論発表会!

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              私の所属大学は、10月いっぱいで卒業研究を終了します。私立大学よりは、ずっと遅いタイミングですが、国立大学の中で比較すると早くに卒業研究を終了するようです。私の研究室では3名の学生が発表しました。上手に発表できてよかったです。他の研究室の学生さん複数が、いずれの発表にもメモをとり、きちんと質問しているのには、すごいなあ・・と、感心しました。

               

              来週からは、国家試験対策1本の生活になります。


              大学の同級生の死

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                大学の同級生・・しかも同業者で他大学薬学部で大学教員をしている方が、亡くなったという知らせがありました。普通に勤務(とは、いっても、今の大学教員は、大学にいる時間は長いし、休日出勤も頻繁だったのかと)していて、突然のことだったようです。

                 

                ご家族のことや、そのラボの学生の気持ちを思うと、心にずしりと感じます。

                 

                私たちも色々なことがあって、もういやだな・・と、思うこともありますが、今日は、昨日までに亡くなった方が迎えることができなかった未来なので、感謝して生きていかねばなりません。

                 

                ご冥福をお祈りしています。


                部下が全員働くママになったら、私の残業時間が減ったという話

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                  twitter で 幾人かの方から流れてきました。

                   

                  http://koto1.com/archives/1684

                   

                  要約してみると・・

                   

                  自分が課長で、部下2名ともがワーキングマザーという環境になったとき、

                  1、子供は常に体調を崩すことを覚悟

                  2、前夜から、長男発熱中・・・と、ラインで情報共有

                   

                   

                  だから、突発的な休みがあっても、仕事に影響をでないようにした

                   

                  働くママの特徴

                  1、スピードがとにかく速い

                  2、業務の改善案が大量にあがる

                  3、段取りをつけるのがうまい

                   

                  メンバー全員が働くママとなり、課長(この記事を書いている男性)がボトルネックとなった

                   

                  1.自分の目の前にチェックすべき資料や承認すべき書類がつみあげられる。

                  2、だから、会議をやめ、朝の数秒打ち合わせをして、効率化をする

                  3、スケジュール確認をする

                   

                   

                  ワーキングマザーは時短勤務で、残業はできない

                  1、優先順位一番が何かを明確にする

                  2、保育園の面談など前もって、休むことがわかっている時は、仕事が重複しないように周囲との調整をする

                   

                  ここは経理課らしいが、他から希望された仕事(データが欲しい等)は、何に使うかを確認し、自分たちの手間が最もかからないか加工度の低いものでリリースする。また、使うかどうか不明な資料などは、本当にいる時に要請してもらう(・・でも、これは、本当に必要なときは、きちんとしてくれる・・という信頼関係がないと駄目なんだろうなあ・・と、私は思いました)

                   

                  3、意味のない即日支払い依頼はやめてもらう(経理ですから・・)。これは、社内の方を納得させるだけの平素の働きを見せておかないといけないって、ことだよね・・と、私は思った次第です。

                   

                  半年たって、この課長の残業時間が月70時間から10時間にへったらしいです。

                  そうすると当然のことだけど、睡眠時間が確保され、食生活が整い、風邪ひかなくなり、体調がよくなり、仕事の効率もあがったそうです。

                   

                  これは、経理という仕事であることもあるだろうけど、私たち研究者も同じで、あと2時間は早く帰れるだろうようにすることはマルチタスクの能力かもしれません。

                   

                   

                   

                   


                  ソフトボール大会

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                    先週の土曜日は、学園祭でした。さらに、7月に予定されていたソフトボール大会が雨天延期の末、同じ日に開催されました。

                     

                    私の研究室としては、6回目の出場でしたが、今年も1回戦敗退でした。

                     

                    でも、4年生の学生がハローウィン真っ青のことをしてくれて、点をとるより、笑いを十分とってくれて、注目度100%でした。

                     

                     

                    写真をのせたいところだけど、それは、やめておきます。勝たなかったけど、楽しかったです。ありがとう。

                     

                     

                    他の大学や研究所でも、スポーツ大会って、あるだろうけど、今いる大学は、土曜日に開催するので、偉いなあ・・と、着任当初は思いました。私が卒業した大学は平日に、いろいろ(ソフトボール、テニス、サッカー、マラソン、スキー、バレーボールとかとか)な研究室トーナメント大会をしていて、毎週1日は何かでつぶれている感じでした。運動が苦手で、チームプレイが好きでない私としては、少しだけつらかったです。当時は思いもしなかったけど、あの時、先生たちは、週に1回学生が全員消えて、どう思っていたのでしょう・・・。今、いる大学では教員も出場していることも多いのですが、そういえば、当時は教員はほとんど出ていなかったような気がします。

                     

                    助手の時に助手会の方々がバレーやソフトボールに出場していましたが、私は、何だかんだと理由をつけて、研究室にこもっておりました。協調性のない自分を、反省しています。いかんせん、運動が苦手で、本当に駄目だから・・運動ができるヒトがうらやましい。

                     

                    逆上がりも、マット運動も、跳び箱も最悪で、小学校のころは、劣等感の固まりだったけど、年齢がすすみ、大学に入り、社会人になると、まあ、何もできなくても、何とかなって、よかったなあ・・と、思うこのごろ。

                     

                    留学していた時に、研究室での会話は何とかなっても、遊ぶ時の英語は本当に難しくって、しっくはっくしていたけど、ラボで、ゴルフやスキーに行ったときに、上手だと、勝ち抜け感があって、うらやましかったです。

                    日本人の場合は、巻き寿司とかをラボパーティで持参すると、ワーといってもらっていて、それもうらやましかったです。インスタン麺の、『赤いきつね』(日本食専門スーパーへ行くと250円くらいで買えた)、を持参している自分が、情けなかったな。

                     

                    いかんせん、ずっと、何もできない感、満載です

                     

                     

                     

                     

                     

                    先月末に行った、北海道での写真です。もう、今は雪みたいです。


                    to do リストをつくること

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                      大学の教員をしていると、電話があったり、来客があったりで、自分が集中していることが、途中でとぎれることも多いです。

                      なので、土日は、結構、稼ぎ時です。

                       

                       

                      先週末の土曜日は、12時間がっつりと集中して書き仕事をしていました。重要なことほど締切の少し前に、物事を終らせておくと、緊急だけど重要性の低い仕事との折り合いがつかなくなって、崩壊するのが防げます。

                       

                       

                       

                      12時間、まったく休憩せずに、ずーとつめていたので、体ががちがちです。私が最近、気に入ってるのは、アユーラの入浴剤です。私は左側のオレンジジンジャーが好きです。

                       

                       

                      ちなみに12時間でしたこと・・・科研費2つ仕上げ、論文レフリー、採点、卒業論文1つ校閲、博士論文1つ校閲、出張報告書2つ、国際学会招聘者の租税条約の書類の作成、学部より依頼されていた改訂コアカリの内容一覧、論文1こ添削、事前学習の新規課題作成、共同研究者とのskype会議、動物実験計画書の作成、いただている研究費のプロダクト文章、研究費の申請書の作成・・

                       

                      結構、がんばったな・・と、思います。To Do リストをつくって、消していくと、それほど、心理的重圧がなく、やれます。Todo リストをつくのは、おすすめです。また、改めて、書きたいと思いますが、緊急度と重要度のたかい事象は、異なるので、締め切りに追われて、重要なことが手薄になるのは避けたいものです。

                       

                      極端な例としては、論文投稿は、私たち科学者にとって、重要なものですが、締め切りはないです。だから、締め切りのある学会発表は年間に何回もして、学内のいろんな用事や教育はやっていても、論文は書いてないというパターンの方がよくいます。超一流雑誌狙うのに、書いて投稿して、修正してを繰り返して3年くらい論文がないなら、それは、期待できる部分もありますが、3年間書いてないなら、もう、その人はダメでしょうねえ。ラボの上司が発破かけてくれている時が最後のチャンスで、それからは声もかけてもらえなくなります。私は、身近にそんな人をかなりみてきました。

                       




                      管理者のこと


                      現在、国立大学薬学部で研究室を運営中。精神・神経薬理を専門としています。薬学部が6年制となり、新たなカリキュラムの実施を担当しています。薬学部で、教育と研究の両立は可能と信じて毎日を過ごしています。大学で繰り広げられていることを一般の方にお知らせしたり、神経・精神の研究や薬剤師に興味のある方に情報提供したいです。

                      私への連絡


                      プログを読まれて、私にコンタクトしたいと思っていただいた方は、コメント欄にメールアドレスをお書きの上、連絡ください。コメントは私が承認しないと公開されないようにしていますので、メールアドレスや個人的なことが書かれていた場合は公開しませんが、文中にその旨、お書きいただけると助かります。 共同研究、大学院入学(薬学部以外の卒業生、薬学部6年制・4年制卒業生、大歓迎です)のご相談も随時、お受けしています。

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